大橋さんにより出禁にされた茂樹林。しかし、マユミさんに対するストーカー行為は一向におさまらず、マユミさんの自宅を特定し、「何もかもすべてをお話します」と書いた手紙を送りつけてきました。
恐怖を感じたマユミさんは、事情を知る大橋さんに相談。すると、大橋さんは茂樹林を完全に撃退するため、茂樹林を犯罪者に仕立て上げようというのです。
危険すぎると止めるマユミさんですが、大橋さんに説得され、閉店後の店に茂樹林を呼び出し、大橋さんはバックヤードで待機しました。
そしてついに、茂樹林と対峙したマユミさん。
「私はあなたが大っきらいです!」「金輪際、私の前に現れないで!」とはっきり自分の気持ちを伝えます。
すると茂樹林は奇声を上げたかと思えば、急に泣き出して……。
迷惑客の思いもよらない反応にあ然!
「大橋の命令で、思ってもないことを言わされてるのでしょう?」
マユミさんは、茂樹林の思いもよらぬ発言に言葉を失います。
「出てこい大橋!!」
茂樹林に呼ばれ、バックヤードに潜んでいた大橋さんが姿を現しました。
茂樹林は「たしかに私にも非はある」と認めながら、「お前にだけは言われたくないなぁ……」と意味深な発言をするのでした。
マユミさんへの思いを語る茂樹林。行き過ぎた好意は時として相手の迷惑になってしまうことがあります。これは茂樹林のような異常なケースだけでなく、ごくごく身近な場面でも起こる可能性があります。
愛情ややさしさの押し付けになっていないか、程よい距離感を保てているか、たまには自分自身を客観視しすることが大切なのかもしれません。
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