その悩みを義母に打ち明けると、長男の様子は幼少期のパパにそっくりなことが判明!
しかも、義母から「参考になるかも……」と送られてきた、パパが幼稚園に通っていた当時の連絡帳には「行きしぶりは長く続いた」という記録が残され、きのこの子さんは絶望してしまいます。
傍目にはボーッとしているだけに見えるけれど…?
※「傍観」=「傍観的行動」:アメリカの社会学者ミルドレッド・パーテン(1902-1970年)が、幼児期の子どもが遊びに参加していく発達段階を6つ(「何もしない行動」「一人遊び」「傍観的行動」「平行遊び」「連合遊び」「協同遊び」)に分類したうちの1つ。他の子どもが遊んでいるところを見ている状態のことで、声をかけることはあっても、遊びそのものには加わろうとはしません。
「きっと長男もボーッとしているからといって、何もしてないわけじゃない」……。
義母が送ってくれた連絡帳につづられたコメントに背中を押され、きのこの子さんは担任の先生に相談し、長男の日ごとの様子を知れるようになったのでした。
義母から送られた連絡帳をきっかけに絶望してしまった一方、同じく義母が送ってくれた連絡帳をきっかけに前向きになれたきのこの子さん……! そこにつづられた先生のコメントに「なるほど!」と参考になった人もいるのではないでしょうか?
幼稚園や保育園に入園したての子どもにとって、そこは当然、慣れない場所。子どもは子どもなりに悩み、戸惑い、そこに溶け込むためのきっかけを探しているのかもしれません。そして、幼稚園や保育園に送り出す親にとっても、子どもが新しい環境に慣れるまでは戸惑いの連続……!
だからこそ、幼少期のパパの連絡帳を送ってくれた義母や、参考になるコメントを残してくれた当時の幼稚園の先生のように、先人の知恵が助けになるのかもしれませんね。