友人宅で生理に
中学2年生のある日のこと。私は友だちの家に遊びに行ったのですが、突然、生理になってしまったのです。ナプキンは持っておらず、応急処置として下着にトイレットペーパーを敷くことに。「これで数時間は大丈夫だろう」と思い、何事もなかったかのように、友人と一緒に部屋でマンガを読んでいました。
立ち上がって床を見ると!?
夕方になると家のチャイムが鳴り、友だちは玄関へ。「お母さんが迎えにきたよ〜」と呼ばれたので、私は帰りの支度をしようと立ち上がりました。しかし、床を見てびっくり。経血が漏れてフローリングを汚してしまっていたのです。私は恥ずかしさから友人に報告することができず、近くにあったティッシュでさっと拭いて友人宅をあとに。
ただ、「ちゃんと汚れが落ちていなかったらどうしよう……」と不安になってしまい、翌日、学校で友人に謝罪。友人は「気にしないで!」と笑顔で許してくれたのでした。
30代になった今でも、時々この出来事を思い出します。この失態から、どんなときでもかばんの中に生理用品を入れて持ち歩くようになりました。
著者:山田美紀子/30代女性・産後1カ月の女の子を育てている新米のママ。趣味はお菓子作り。
作画:ちゃこ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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