冬生まれの女の子の「長音ネーム」ランキング
2音×長音が人気
「長音ネーム」のよみランキングを見ると、TOP10の内5つが二音からなる名前でした。
1位の「めい」は2018年以降、毎年女の子のよみランキングの5位以内をキープしている人気のよみです。海外では「May」「Mae」などの綴りで名付けられる、グローバルネームでもあります。「めい」の同名では、女優の永野芽郁さんが活躍されています。
冬生まれの女の子のよみランキングで順位を上げたのは、7位の「うい」です。個性的な響きを持ち、やさしい印象を与えます。多く見られたのは「羽唯」「羽依」などの「羽」を用いた名前。「羽」は、自由に大きく羽ばたく女の子に……という願いが込められるでしょう。
冬ならではの長音ネームは?
6位の「とうか」と8位の「しゅうか」は冬に多く名付けられる長音ネームです。この2つは、冬を感じる漢字を用いる名前が多く見られます。
「とうか」には「冬華」や「橙香」、「しゅうか」には「柊花」や「柊佳」という名前が比較的多く名付けられていました。
「冬華」の「冬」は、季節を意味するストレートな漢字です。凛とした空気感を持つでしょう。「橙香」の「橙」は、お正月の飾りにも用いられるみかん科の果実「だいだい」を連想させる漢字です。冬の果実である柑橘類を意味する漢字も、冬に増える傾向にあります。
「柊花」や「柊佳」の「柊」は冬を代表する植物ヒイラギを表し、冬生まれの赤ちゃんにとても人気がある漢字です。クリスマス飾りや節分飾りとして使用されるなど、冬のイベントを象徴する植物のひとつでもあります。ヒイラギは縁起も良く、男女とも、冬生まれの赤ちゃんに多く使われていました。
「めーちゃん」「ふーちゃん」など、親しみやすい愛称で呼べる長音ネームは、響きのかわいさがピカイチ! 赤ちゃんの名前を、呼びたい愛称から考える人にも、長音ネームは好まれるようです。女の子の名前を考えている人は参考にしてくださいね。
photo:@bebitan0212さん(ベビカレメイト)
※この記事では、通常の読みと発音時の読みが異なる名前(めい/めえ等)も「長音の入った名前」として紹介しています。。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年12月1日(日)〜2024年12月25日(水)・2025年1月1日(水)〜1月25日(土)・2月1日(土)〜2025年2月25日(火)
回答件数:23,013件(男の子:11,676件/女の子:11,337件)