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「元カノと同じ!?」36歳バツイチ、スピード再婚の新婚旅行先はまさかの場所。夫が衝撃の告白!

私は東京に住むバツイチの36歳。子どもはいません。前の夫は3つ年上の職場の先輩で、5年交際の末ゴールインしましたが、結婚生活は1年で終わってしまいました。離婚して1年、友人が登録したマッチングサービスで今の夫と出会い、交際から2カ月でゴールイン!しかし、ラブラブな生活は新婚旅行で早くも危機を迎えたのです。

 

マッチングサービスでスピード再婚!

私は34歳で1回目の結婚をしました。相手は同じ会社の3つ年上の先輩。私は昔から年上の人が好きで、付き合った人はほとんど年上。その彼にもいつも甘えていて、彼も私をかわいがってくれていました。同じ職場で、同僚にバレないように交際するのは大変でしたが、それも楽しく愛おしい時間でした。そして5年の交際の末に結婚し、私は寿退社で専業主婦に。

 

しかし、一緒に暮らし始めてから生活の価値観が合わず、小さなことで喧嘩が絶えなくなりました。半年後には一度冷静になろうと別居したのですが「やっぱり無理だ。このまま離婚しよう」と夫から別れを告げられ、結婚から1年後に離婚。「5年も付き合ったのに、なんでこうなっちゃったんだろう……」とこれまでの思い出がすべて悲しいものに変わり、心に大きなダメージが残りました。

 

離婚後はすぐに再就職したものの、いつも魂が抜けているような状態の私を見かねた親友が、私をマッチングサービスに登録したのです。

 

最初は気乗りせず、36歳バツイチを拾ってくれる人なんかこの世にいないと悲観的に思っていましたが、意外にも今の夫とすぐにマッチング。交際から1週間で同棲、2カ月後にはトントン拍子で結婚へと進み「運命ってこんな感じなのかな」と、久しぶりに胸踊りました。

 

夢にまで見たラブラブ新婚生活!

今度の夫はなんと10歳年下の25歳で、前の夫に比べると頼りない感じはしますが、かわいい癒やし系で母性本能がくすぐられる人です。私は年下と付き合うのが初めてだったので、結婚生活が始まっても夫のかわいい笑顔に毎日キュンキュンでした。交際期間が短いこともあり、まだまだ彼氏彼女の気分。前回の結婚は一緒に暮らし始めてからうまくいかなくなったので「今回は付き合ってすぐに同棲したのがよかったのかな」と、離婚もいい経験だったなと気持ちも明るくなりました。

 

ある日、夫から「新婚旅行に行こうよ」と提案が。私が2回目の結婚で式は挙げたくなかったため記念写真だけ撮っていたのですが、夫にとっては初めての結婚。「そうだよね、もっと新婚っぽいことしたいよね」。私の思いやりが欠けていたと反省しました。「うん! 行こう新婚旅行!」と、早速翌週に国内の新婚旅行に出かけることに。

 

行先は夫が学生時代に住んでいた長崎県。とてもいいところだからぜひ私を連れて行きたい!と言う夫の希望で即決しました。私も夫の住んでいた街を見てみたいと思い、ウキウキで長崎へ旅立ちました。

 

 

行先はまさかの元カノとのデートスポット…

考えてみれば、旅行は前の夫と行った新婚旅行のグアムが最後で、東京を出たのも旅行に行くのも久しぶりでした。

 

「幸せだなぁ」。前の夫と別居、離婚してからつらく悲しい毎日でしたが、今の夫と出会えて本当によかったと、やっと心の傷が癒えたことを実感した瞬間、飛行機が離陸しました。

 

長崎空港からはレンタカーを借りて街を巡りました。私は夫が車を運転する姿にほれぼれ。よく見たら横顔もかっこいいな~、なんて心の中でのろけつつ、グラバー園、出島、中華街、原爆資料館、平和公園などの観光スポットを巡りました。

 

夕食は、夫が学生時代にアルバイトしていたレストランへ。お店に入ると店長が夫を覚えていて「Bくん、久しぶり!」と声をかけました。続いて、当時働いていたスタッフも夫に声をかけ談笑。すると話の中でスタッフは「Aさん(私)って、なんだかCちゃん(元カノ)に雰囲気似てるよね?」と夫に言ってきたのです。

 

夫は「あぁ、そうかな……」と気まずそうな雰囲気に。「もしかして……。元カノともよく来てたの?」と私が夫に聞くと「うん……。来てたよ。付き合ってたら来るでしょ」と、初めこそしどろもどろでしたが、途中から吹っ切れたように言いました。

 

「え? 元カノと来てた店に私を連れてきたってこと?」

「そうだよ? ダメだった?」

 

その後、よくよく話を聞いてみると、なんと今日行ったところは全部元カノと行ったところだと白状しました。夫が学生時代に付き合ってた彼女だから仕方がないけど、せっかくの新婚旅行なのに……。心がモヤモヤして私は何も話したくなくなりました。

 

ホテルに帰る道中は険悪ムード。すると先に歩いていた夫が振り返り「ごめん。Aちゃんが前に結婚してたことに焼きもちをやいていた」と言うのです。「え? 焼きもち?」。私はビックリしました。「Aちゃんが結婚していた事実が悔しくて、俺も元カノとの思い出の地を巡ったら気持ちが消化できるかなと思ったんだ」と言いました。

 

夫のまさかのカミングアウトに、なんだか笑ってしまいました。夫はあえて行き先を学生時代に住んでいた長崎にしていたのです。私がバツイチであることは最初から知っていたはずなのに、なぜかだんだんと嫉妬心が強くなり、モヤモヤが消えなくなったのだそう。

 

「なんだ、そういうことは早く言ってよね。夫婦なんだから」私たちは仲直りをして手をつなぎ、長崎のロマンチックな夜景を見ながら帰りました。

 

まとめ

今回巡ったのは全部元カノとの思い出の場所でしたが、私はこの新婚旅行で夫と初めての絆が生まれたような気がします。夫が素直に焼きもちをやいていたと打ち明けてくれたので、私も夫を素直に許せたのです。きっと、前の結婚でうまくいかなかったのはお互いが素直になれなかったせいなのだと思います。

 

私たちが行っていない場所はまだまだたくさんあります。これからの長い人生、2人で、そして家族が増えたらみんなで、いろんな場所で思い出を増やしていこう、と夫と約束したのでした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:佐藤 恵美香/30代女性・主婦。マッチングサービスでかわいい10歳年下夫と出会い、2カ月で結婚。ラブラブ新婚生活(たまに喧嘩あり)を満喫中。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
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      いやいやいや、バツイチで36って…笑

      それくらい我慢して当然でしょ笑 

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