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「うそでしょ…」若いママのプチプラコーデに憧れたアラフォー母が陥った服選びの落とし穴

洋服を買うことが好きだった私。独身時代は、気に入ったショップに行っては頻繁(ひんぱん)に洋服を購入していました。そんな私も出産を機に退職すると自由に使えるお金が激減。ブランドよりも、いかにプチプラでかわいいかが洋服選びの基準に。 あるとき、SNSでプチプラ服を紹介している若いママさんの投稿を発見! 意気揚々と同じサイトで洋服を注文しました。しかし数日後、届いた洋服を着てがくぜんとする結果に……。

 

え?子ども用の洋服じゃないよね?

独身のころからおしゃれが好きで、いろいろなショップに足を運んでは洋服を買いあさっていた私。しかし、結婚や出産、退職などを経て、自分のことで自由に使えるお金は独身時代のときほど多くありませんでした。

 

そんな私の密かな楽しみは、SNSでプチプラファッションを探すこと。「プチプラでもこんなにかわいいファッションができるんだ!」と、おしゃれをしている人たちの画像を見るだけで満たされるような気持ちになっていました。

 

そんなある日、SNSに投稿されていたとあるママのファッションに一目惚れ。「私もこんな格好がしたい!!」と一気にそのブランドの大ファンに。しかも、そのママが身に着けているのが私でも手が届くプチプラだったことでさらに興奮! 迷うことなく、そのママ御用達のプチプラブランドの洋服をネットで検索。早速お気に入りの洋服を見つけ、即購入しました。

 

そして数日後、ネットで買った洋服がついに到着。ワクワクしながら届いた箱を開封し、早速、洋服を着てみることにしました。今回私が買った洋服は柄が少し入ったサマーニット。私の好きなベージュを基調としたカラーでした。

 

「きっとあのママさんのようにかわいく着こなせる♪ 」と頭の中は洋服をかわいく着こなす自分のイメージでいっぱいでした。しかし、そんな気持ちは一転!

 

実際に着てみると明らかに丈感が短く、子ども用の洋服を着た大人のような感じになってしまっていました。「うそでしょ……」と私は絶望しました。そういえば、最近10代~20代くらいの若い子たちが、おへそが見えそうなぐらいの短い丈のトップスを着ているなと思った私。店頭に並ぶ洋服も丈感の短いトップスが多い印象でした。

 

あのママのように華麗に着こなせるはず!

丈感の短い服を着る若い女性のイメージ

 

このショート丈の半袖ニットをどう着こなすか悩みました。普通に着てみると明らかにサイズが合わず、手を上げるとおなかが丸出しになってしまいそうな勢いです。

 

「おかしいな……あのママさんはかわいく着こなせていたのに……」とSNSを見返す私。どう見ても憧れのママさんはかわいく同じブランドの洋服を着こなせています。

 

憧れのママさんの着こなし以外にもかわいい着こなし方を調べてみたりもしましたが、なかなかピンとくるものは見つからず。そして、購入した洋服は自然とたんすの奥に……。デザインはかわいく、気に入っていたために非常に残念でした。

 

そして、プチプラとはいえもったいない買い物だったかなと思い、少しだけ落ち込みました。モヤモヤした気持ちを抱えていた私。しかし、後日友人との会話がきっかけでこのモヤモヤもスッキリすることとなりました。

 

 

よく見てみると…

小さな洗濯バサミとシャツ、スカート、「SML」のブロックのイメージ

 

後日、友人とランチに行った私。気の置けない友人との久々の再会だったこともあり、会話は大いに盛り上がりました。そして、楽しかった勢いで先日の洋服の失敗談を友人にも暴露してしまいました。

 

すると友人もそのプチプラブランドを知っていたようで、「あのブランドはおしゃれでかわいいよね!」と好印象の様子。

 

しかし、友人から「でもあのブランドの洋服ってサイズが小さめだから、気を付けなくちゃね~」という言葉を聞き、私は耳を疑いました。

 

急いでスマホで通販サイトを見てみると、購入した商品ページには「ショート丈」という商品説明や、「通常よりも小さいため購入時は気を付けてください」という旨の注意書きが書かれていました。

 

通常、私はMサイズを着用しているため、今回も迷わずMサイズを購入しましたが、体型が変化してきているアラフォーにはLサイズが妥当だったようです。今回の一件は私がきちんとサイトの注意書きを読んでいないことも原因でした……。

 

久々に好みのブランドに出合えたことや、憧れのママに少しでも近付けるという気持ちが先走り、サイズの確認を怠ってしまっていたようです。どこかモヤっとしていた私の気持ちも、謎が解決し一気にスッキリしました。

 

まとめ

今回の件があり、ネットでの洋服の購入にはより慎重になった私。試着ができない分、安さやかわいさに釣られず、きちんと情報を確認してから購入することを肝に銘じました。そして、年相応の洋服を選ぶということも……。

 

実は私が憧れていたママは、私より少し若めの年代でした。おしゃれに関心の強かった私は「きっと同じように着こなせる!」と根拠のない自信を持っていましたが、現実はアラフォー2児の母。どうやっても若さには勝てない部分がありました。 今後は、年相応におしゃれを楽しめるように努力していこうと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

取材・文:内野みお/30代女性。2人の男の子育児に奮闘するママ。パワフル過ぎる男児たちに翻弄され、大声を張り上げる毎日。こっそりスイーツを食べるときが至福の時間!

イラスト/sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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