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医師「何も対策しないと、更年期にはシミだらけに」え?マズイ!40代で急増したシミに本気のケア

40代後半で急にシミが増えだしたころ、以前、皮膚科医から言われたことを思い出しました。私はメラニンの働きが普通の人よりも活発だそうです。これは皮膚のことだけを考えると保護機能が優秀で良いことなのですが、「何も対策しないでいると、更年期のころには体中シミだらけになる」と言われて……。これはシミ対策を本気でしないとマズイ!と、50歳を目前に決意しました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師林瑠加先生
LIKKAスキンクリニック院長

慶應義塾大学形成外科学教室に約10年間在籍し、一般形成外科、小児、再建分野を幅広く担当。2015年からは4年半、カンボジアに居住し現地での臨床にも従事した。帰国後は形成外科に加え皮膚科、美容皮膚科の経験を積み、2024年11月に品川区西五反田に「LIKKAスキンクリニック」を開業。患者の身近な悩みに対応すべく、保険・自由診療双方からのアプローチで診療をおこなっている。
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更年期のシミの原因は?

出産後の30代後半、シミができ始めました。若いころから粉白粉と頬紅、口紅ぐらいのメイクしかせず、ファンデーションを塗ることは年に数回程度。しかし、40代半ばを過ぎるとシミが目立ち、ファンデーションが必須になりました。そしてついには、ファンデーションを塗ってもシミを隠せなくなってしまったのです。

 

シミをなんとかするため、まずは以前通っていた皮膚科に行きました。医師によると、私のシミはメラニンの働きが活発なことに加え、貧血による鉄分不足で活性酸素をやっつけてくれるカタラーゼという酵素が少ないのが原因とのこと。紫外線を浴びてシミの素となる活性酸素が発生しても、活性酸素をやっつけてくれるカタラーゼが作られるのですが、私の場合はカタラーゼが少ないのでシミができやすいようです。

 

食事やサプリで体の中からシミ対策

まずは、食事内容の見直しとシミ予防薬の服用を始めました。食事内容の見直しとしてシミ予防に良いと聞くビタミンや鉄分も積極的にとるように。ビタミンAと鉄分補給にはレバーの煮つけ、ビタミンCはピーマンやキウイなど、ビタミンEはナッツ類を少量でも毎日食べるようにしました。

 

シミ予防のサプリメントや薬は薬局で一度購入したのですが、毎月5,000円以上もするので、値段的に厳しい面があるのと、費用に見合う実感があるのか悩ましいというのが正直なところでした。

 

そこで皮膚科に相談したところ、同じ成分の薬を自由診療で処方してもらえる場合もあると説明を受けました。市販薬よりも優れた働きを期待できる半面、費用は月5,000円程度と市販薬より少し高めでした。期待できる変化と費用を天秤にかけ、最終的に自由診療の処方薬を選ぶことにしました。

 

 

まずは紫外線対策。日焼け止めを毎日塗るように

UVクリームを塗る女性

 

次にできるシミ対策は紫外線を予防することだと思い、今まで子どもとプールに行くときしか塗ってなかった日焼け止めを毎日塗るようにしました。雨や曇りの日、冬も、また出かけない日も、本当に365日、毎日塗りました。

 

屋外だと直に日光が当たるので、紫外線を浴びている!と実感するのですが、晴れていない日でも紫外線は降り注いでいるんですよね。わが家のリビングはとても日当たりがいいので、日差しが強いときは部屋にいるときもカーテンを閉めることがありました。

 

紫外線を意識し始めると、リビングで日なたぼっこをしていても紫外線が気になるので、日焼け止めを欠かさないようになりました。

 

まとめ

若いころは体が元気だから紫外線対策を何もせず、食事は偏ったものでも不調を感じなかったのですが、この年齢になると、ちゃんと考えないといけないということを自覚しました。更年期はさまざまな体調の変化や不調を感じるようになりますが、シミを作りたくない!という思いから始めた紫外線対策と食事の見直し。始めて1週間ぐらいで肌の調子が良いと感じ、半年後ぐらいにはシミが目立たなくなってきたと感じています。

 

シミは薄化粧でも目立たなくなり、くすみも消えたようです。頬のあたりはツヤが出てきました。これ以上シミを増やさないための紫外線対策と、今あるシミを薄くしていく体の中からのケアの両方が大切だと実感しました。この2つの習慣をこれからも続けて、肌の健康を保とうと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:川口 まみこ/50代・2児の母。バブル真っ最中に社会人になり、仕事もプライベートも充実。肌と体のケアには無頓着で不規則な生活送る。そのツケが今になって現れ、美容と健康を取り戻そうと頑張るアラフィフ。猫になりたい。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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