一度開いた毛穴は元に戻りません!と言われて
「これはマズイ。何も対策をしなければどんどん毛穴の開きが増えてしまうかもしれない」と思い、まずは毛穴対策に良いと宣伝しているクリームをドラッグストアで購入して試してみました。が、特に変化は感じられませんでした。
そこで、そのころはフルタイムで仕事をしていてお金に余裕があったので、ちょっと高いエステサロンに期待を込めて入会しました。週1回のエステと自宅で使用する基礎化粧品やパック代で、半年で50万円ぐらいだったと思います。
でも、1年通っても毛穴が目立たなくなることはありませんでした。「毛穴の開きを目立たなくするには、どうしたらいいんでしょう? 」とエステシャンに聞いてみたときの返答にびっくり! 「一度開いた毛穴を元に戻すのはなかなか難しいことなんです」。うそ! この1年、無駄だったの? それならいっそのこと、美容整形でリフトアップしたほうがよかった?となんともスッキリしない気分のまま、エステサロンは退会しました。
諦めていたら毛穴の開きが進行
エステサロンを退会し、毛穴の開きは戻らないと諦め、メイクをするときは毛穴カバー用の下地を使ってできるだけ目立たなくするのが精いっぱいでした。普段はファンデーションを塗らずにおしろいだけで過ごすなど、なるべく肌に負担がかからないようにしていましたが、さすがに子どもたちの学校行事にノーメイクで行く勇気はなく、参観日の朝、久しぶりにメイクを始めました。
ところが、ファンデーションを塗った途端にびっくり! 鼻の毛穴がくっきりぽっかり開いてしまっているのです。
それは、毛穴カバー用の下地ではどうやっても隠すことができず、ファンデーションを重ねるほど目立ってしまい、結局、その日はマスクで隠して学校に向かいました。どうやら毛穴が閉じることはないと諦めて見て見ぬふりを続けるうちに、毛穴の開きが進行していたようです。
その日はさすがに落ち込みましたが、老化現象とはいえ、やっぱりなんとかしなきゃという気持ちが再燃。蒸しタオルで温めてから冷たい水で洗うと改善するかも! 毛穴パックで角栓を取り除けば毛穴が閉じるかも!……といろいろ試してみましたが、どれも変化は見られませんでした。
娘から「保湿が足りないんじゃないの?」とひと言
毛穴を相手に悪戦苦闘している私を見て中学生の娘がひと言、「保湿が足りないんじゃないの?」。……え、保湿なの?
それまでの私のスキンケアは、ベタつくのが嫌で化粧水と乳液だけ。突っ張らなければいいやと思っていたので必要最低限の量を塗る程度でした。それに比べて、娘は化粧水、美容液、ジェル、ワセリンといった感じで、スキンケア後は顔がテカテカで保湿十分。私の肌はサラサラで、それが心地良かったのですが、「毛穴の開きの原因は乾燥なんじゃないの?」と娘は言うのです。
そういえば、エステサロンに通っていたとき施術の最後に基礎化粧品を塗ってもらっていたのですが、顔がテカテカ、ベタベタでしっかり保湿された状態でした。サラサラした肌触りが好きな私は、そのテカテカ、ベタベタをティッシュで拭き取っていたのです。テレビやネットでも基礎化粧品のCMでテカテカするほど塗っている画像をよく見かけますが、大げさにしているとばかり思っていました。
しかし、もしかしたらそんな私のスキンケアへの思い込みは間違いだったのかもしれない。そう思った私は、それからは化粧水の後の乳液はたっぷりと使い、娘のすすめに従ってワセリンでフタをして保湿を心がけるようにしました。
最初のうちはベタベタが気になったのですが、そこは毛穴のために我慢。すると、朝起きると顔のベタベタはなくしっとりしていることに驚きました。昼間はベタつきを少なくするため、ワセリンの代わりに娘おすすめのクリームを塗るようにして保湿しました。
夜のスキンケア後のベタベタは気にならなくなり、逆にテカテカ、ベタベタの状態が毛穴の改善への期待からか、心地良く感じられるようになったのです。保湿をしっかりおこなうようになって半年ほどで、毛穴の開きが目立たなくなってきたように感じました。
まとめ
どんどん広がる毛穴の開き。いろいろ試してもなかなか変化せず諦めていましたが、娘のひと言で保湿をしっかりおこなうことで半年で結果が出てきました。たかが保湿、されど保湿! エイジングケアの基本は保湿だと実感しました。これからしっかり保湿ケアしていきたいと思います。
【林先生からのアドバイス】
肌の乾燥によって毛穴が目立ちやすくなることが多くあります。乾燥すると肌のキメが乱れ、毛穴の周りの皮膚が縮むことで毛穴が強調されやすくなります。毛穴の目立ちが気になる場合は、化粧水や乳液などでしっかりと保湿を心がけると良いでしょう。特に洗顔後はすぐに保湿ケアをおこなうことが大切です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:川口 まみこ/50代・2児の母。バブル真っ最中に社会人になり、仕事もプライベートも充実。肌と体のケアには無頓着で不規則な生活送る。そのツケが今になって現れ、美容と健康を取り戻そうと頑張るアラフィフ。猫になりたい。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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