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29歳で婚約破棄。「次は失敗できない」と思った私が…交際目前の彼に突きつけた条件とは

婚約破棄の経験がある私は、結婚に対して慎重になっていました。30歳目前だったということもあり、「もう失敗できない」と思っていたのです。そのため、のちに夫となる彼と付き合うときも、まず「条件ありき」でした。

付き合う前に「条件」を決めた私

私は、29歳のときに婚約破棄を経験しました。そして、この婚約破棄を機に、実家へ戻ることに。

 

30歳目前での婚約破棄ということもあり、私は焦ってしまいました。勝手に「次はもう失敗できない」と思い込み、お付き合いや結婚にもどうしても慎重になってしまって……。「次に付き合う人は、自分に合う人なのかどうか、ちゃんと条件を決めよう」と考えるようになりました。

 

中学の同窓会である男友だちと再会

実家に帰ってから程なくして、中学校の同窓会が開かれることを知り、なんとなく参加してみることに。そこで、久しぶりにある男友だちと再会したのです。

 

彼とは同窓会をきっかけに何度か食事をしたり、メッセージアプリでやり取りしたりしているうちに仲良くなりました。そして、次第になんとなく、お付き合いが始まりそうな雰囲気に……。

 

でも、私は以前から決めていた通り、彼にまず条件を提示することにしました。それは、「お付き合いするにあたって、初めから結婚が前提じゃないと付き合えない」ということ。これをまず、彼にはっきり伝えたのです。

 

結婚前提じゃないとムリ!彼の反応は

彼がどう出てくるかなと思いましたが、実は彼も、すでに結婚して子どものいる友だちが多かったよう。私が突きつけた『付き合う=結婚』の条件も、すんなり受け入れてくれて、結婚にも前向きだったのです。

 

そしてもうひとつ、私には条件がありました。私はたばこが嫌いなのですが、彼はその当時は愛煙者でした。でも、私がたばこは嫌いなことを伝えると「必ずたばこはやめるから!」と言ってくれたのです。実際、彼は結婚するまでに、努力してたばこをやめてくれました。

 

私の希望をちゃんと聞いて実行してくれる彼を、私は尊敬しました。そして、「この人となら大丈夫!」と確信。結婚に至りました。

 

 

結婚後は男の子が生まれ、現在も第2子を妊娠中です。あのとき、こちらの譲れない部分をあいまいにせず、きちんと彼に伝え、しっかりと話し合っていたからこそ今の幸せな生活があるのだと思います。そして、夫にとても感謝しています。

 

 

 

文:北川麗子/女性・主婦
イラスト:すうみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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