そのバズは夫の何気ない一言から……
3年前のある日、夫が「シャトレーゼにおいなりさんが売ってた」というのです。
シャトレーゼは言わずと知れた洋菓子店。おいなりさんなど売ってるわけがないでしょうというものの、「いや、おいなりさんがディスプレイされていた」と夫。
確かにシャトレーゼには洋菓子ではなく、おいしくてリーズナブルな和菓子も売っているので、ワンチャンありえなくもない……。
何を隠そう、私は大のおいなりさん好き。息子の少年野球時代、当番の日の買い弁当は毎回おいなりさん。周りのママさん方にも「なおちといえば『おいなりさん』」というイメージが定着していた程。
シャトレーゼにおいなりさんが本当に売っているならば、それは即刻買わねばなるまい!!と、筆者の「おいなり愛」に火が付き、自転車ドリフトで見に行ったところ……。
旦那が「シャトレーゼにおいなりさん売ってた!」と言い張り、見に行ったらフィナンシェだった事件から3年か… pic.twitter.com/LSdbGAdQeA
— 焼酎(麦) (@taisyolady925) December 19, 2024
おいなりさんじゃなくて、フィナンシェやないかい!!!
そんな、なおち家の何気ない笑い話を投稿したところ、あれよあれよという間に、497万件の表示、1.7万リツイート、17万いいねという「通知止まらん……」状態に。
この記事をご覧になっている方の中にも、「あ、知ってる」という方もいらっしゃるかもしれません(そのせつはありがとうございます。中の人です)。
このポストに関してはいくつも他メディアで記事化していただいたのですが、その際によく聞かれた質問「フィナンシェは食べられたんですか?」。
答えはNO。
その時は、シャトレーゼのおいなりさんに対する期待が大きすぎて、ショックでそのまま帰ってきたんです。
3年越しに対峙!シャトレーゼの「フィナンシェ」
本当に、言われてみたらそのとおりなんですが、だからって何故今まで食べなかったんでしょう。
今回せっかくのご縁なので、あんなにバズらせていただいた、シャトレーゼのフィナンシェを3年越しでいただいてみたいと思います。
・商品名:シャトレーゼ フィナンシェ
・価格:140円(税込)
・エネルギー:153kcal
縦4cm、横8cm程。つまんでも食べやすい大きさ。
一口食べるとお口の中に広がるアーモンドの香り。
安いフィナンシェはパサパサしていることが多いですが、リーズナブルなのに、バターもたっぷりですごくしっとり。大きさもちょっとしたおやつに丁度良い。
さすがのシャトレーゼです。この価格でこのおいしさは他ではないのでは!?と言いたくなるおいしさ。
おいなりさんとはまた違うけれど、これはこれで大大大満足な商品です。
・リアル友人におすすめできるか度 ★★★★★
理由:低価格なのに上質感が凄い。賞味期限も長いので、差し入れやお土産にも喜ばれそう
実際似てるの?せっかくなので比べてみた
夫はあの日、「絶対おいなりさんだった」と言ったフィナンシェ。実際おいなりさんとは似ているのか、この機会に確かめてみました。
フィナンシェ……。
おいなりさん……。
フィナンシェ……。
おいなりさん……。
比べたらしっかり違うけど。
おいなりさんの容器にはシンデレラフィットすることが判明!!(容器はしっかり洗って使用しています)。
そうなると、夫は気づくのか検証してみた
ちなみに、今回登場しているおいなりさんは、スーパーマルエツで購入した「ジューシーなお揚げの稲荷寿司3個」267円(税込)。
私はいつも割引タイムをめがけて購入させていただいている大好きな商品でございます。
その容器をキレイに洗い、フィナンシェを詰めてみました。
確かにこうなってくると、おいなりさんにしか見えないかもしれない(笑)。
テーブルに置いて、夫が気づくのを待ちます。
見つけた夫の第一声。
「あ!おいなりさんじゃん!食べていいの!?」
【結論】やはり3年経った今もぶれることなく、シャトレーゼのフィナンシェは、夫の目にはおいなりさんに見えている。
(この後、おいなりさんとフィナンシェは家族でおいしくいただきました)
秘かに願い続けるシャトレーゼ「おいなりさん」商品化
バズったシャトレーゼおいなりさんのポストですが、コメント欄にも「シャトレーゼのおいなりさん食べたい!」という声がめちゃくちゃ多くて、筆者と同じ気持ちの方がたくさんいることに感動。
シャトレーゼで本当においなりさんが販売されることは、これまでもこれからも私の1つの夢でもあります。
もしいつか、シャトレーゼでおいなりさんが販売されることになったら、私設応援団団長としてアピールしていきたいと思っていますので、シャトレーゼ様!!商品化のご検討をなにとぞ(笑)!!
大好きなシャトレーゼ。今回バズをご縁に食べたフィナンシェは、バターとアーモンド感たっぷり。とてもおいしかったのでとてもオススメ。 この記事を見て、食べてみようかなと思ってくださった方がいらしたら、ひとまず「おいなりさん」の邪念は捨ておき、ぜひおいしく召し上がってください(笑)。