ミルクの吐き出しが気になる…
そして迎えた1カ月健診の日。症状を伝え、念のため超音波検査をすると、幽門(胃と十二指腸の間)が厚くなって食べ物が通らなくなる肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)という病気が判明。すぐに入院、そして手術をすることに。子どもは女の子なのですが、この病気は男の子に多いと聞き驚きました。
当日は私自身も経験のない全身麻酔でおこなうと聞き、生後1カ月の体には酷に感じ不安でいっぱいでしたが、無事に手術が成功しホッとしました。術後はすぐに育児用ミルクが飲めず痩せてしまいましたが、今はすくすくと大きくなり最近は歩けるようになって、子どもの生命力と成長力に毎日感動しています。
あのとき念のため検査してくださった先生には感謝の気持ちでいっぱいです。1カ月健診の日、先生にたくさん質問して検査したことが早期発見につながったと思います。身近にいる親でないと気づけないこともたくさんあると思うので、「いつもとなにか違う」などの感覚も大事にしていきたいです。
◇ ◇ ◇
お子さんがが無事に元気になって本当によかったです。
肥厚性幽門狭窄症とは、胃の出口である幽門の筋肉が厚くなって狭くなり、母乳や育児用ミルクが流れにくくなってしまう病気です。男の子、特に第1子に多い病気と言われていますが、正確な病気の原因はわかっていません。
胃から母乳や育児用ミルクが十二指腸に流れにくくなるので、何度も噴水のように大量に吐いてしまいます。吐いたあとでも空腹感のためにさらに母乳や育児用ミルクを欲しがりますが、飲んでも結局吐いてしまうので、やがて脱水となりぐったりしてきます。
今回のパパさんのように、何かがおかしいと感じたら躊躇わずに医療機関を受診してくださいね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:小川 よしき/20代男性・研究職
1歳の子どもを育てる父。家では料理と子どもとの時間が癒し。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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