【すき家】スパイシー麻婆茄子牛丼を食べてみた
・商品名:おんたまスパイシー麻婆茄子牛丼
・価格:並盛 760円(税込)
・エネルギー:1013kcal
すき家は、2025年2月18日から期間限定で「スパイシー麻婆茄子牛丼(並盛 650円 税込)」を販売しました。
麻婆茄子と牛丼。中華と和の異色のコラボですが、果たしてこの組み合わせはアリなのか……?
SNSでは「クセになる味」「もう普通の牛丼に戻れないかも」と話題になっていました。意外にも合うのかもしれません。
今回は満足感を求めて、おんたまトッピングのものを注文。他にはガツンとにんにくが効いた「にんにくスパイシー麻婆茄子牛丼(並盛 720円 税込)」も展開されていました。
痺れる辛さが特徴的な「花椒(ホワジャオ)」は別添えなので、苦手な人も安心です。
まずはそのまま茄子だけを食べてみると、とろっとしたやさしい口当たり。油で揚げられているだけあって、ジューシーです。
夏野菜の茄子を使った料理は、この時期に食べることが少ないこともあって、なんだか新鮮。
ただ、そこまでスパイシー感はないかな〜と思いました……が!
麻婆あんをたっぷりすくって食べてみたら、じわじわと唐辛子のピリッとした刺激を感じました。ヒーヒーするほどではないものの、わりと攻めている印象。
麻婆あんには、2種類の豆板醤(トウバンジャン)、甘みが強くコクのある甜麺醤(テンメンジャン)、発酵大豆の旨みと塩気のある豆鼓醤(トウチジャン)が使用されています。
それらの4種類の醤に加え、山椒、唐辛子、胡椒がバランスよくブレンドされていて、単なるピリ辛ではない、立体感のある味わいに仕上がっています。
これは間違いなくスパイシー!
花椒をかけると、一気に中華らしい華やかな香りに包まれました。痺れるような辛みも加わって、爽快感が増していきます。
みんなが食べられる範囲で中華ファンを少しだけ意識した、絶妙な味わい。あんにも挽き肉が使用されているため、かなりの食べごたえがあります。
ほんのり甘い牛肉との相性はどうでしょう。麻婆茄子とすき家の牛肉はどちらとも食べ慣れた味ですが、一緒に食べるのはもちろん初めて。
麻婆茄子のピリ辛あんを脂の旨みがじんわり広がる牛肉に絡めると、コク深い味の層が増します。
ご飯との相性も申し分なし! 甘辛×スパイシーのバランスが良く、箸が止まらない美味しさでした。
おんたまをのせてまろやかに
そして、おんたまの出番。トロリとした黄身を崩して混ぜると、ピリ辛のあんにやさしいコクが加わり、一気に食べやすくなりました。
麻婆の辛さを楽しみつつ、やさしくまとめ上げるこの存在感。まさにベストマッチです!
ただ、辛さをしっかり楽しみたい人は要注意。おんたまを混ぜすぎると、せっかくのスパイシーな刺激が控えめになってしまうかもしれません。
おんたまも別添えなので、味変として途中で割り入れるのが個人的にはベストでした。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★☆
理由:花椒の痺れや豆板醤の辛さが効いていて、ただの牛丼では物足りない人にも満足感のある一杯。もう少し刺激があってもいいかも。
販売終了時期は未定
中華のスパイスを効かせた麻婆茄子と牛丼というありそうでなかった組み合わせ。
しかし、実際に食べてみると意外なほど相性が良く、むしろ「なんで今までなかったんだろう?」と思うほどです。
期間限定なので、気になる方は早めに行ってみてくださいね。新たな発見ができるかもしれませんよ!