「電動自転車は買えないかも」と言いだした夫
保育園の希望を6カ所に出していました。そして決まったのは、徒歩20分の保育園。送迎に自転車が必要だと思いました。できれば電動自転車がよかったのですが、高額なため購入を悩んでいました。
しかし、息子はベビーカーを抜け出して走り出してしまうことがあリます。交通量が多い道沿いでもあり心配なため、電動自転車を買う決心をしました。その日は近所の自転車屋さんが休業中のため、ネットで買うことに。夫に購入を頼んで一安心してたのですが、夫が突然「買えないかも」と言ってきたのです。
夫が使った100万円の使い道を知って呆然
保育園入園は2週間後に近づいていたため、私は大慌て!「え! どういうこと?」と夫に聞くと「100万円の買い物をしたから、カード限度額を超えちゃうかも。だから、電動自転車の支払いができてないかも」と言うのです。
私はその金額に驚き、「100万円も何に使ったの?」と聞くと、夫は自分が個人でおこなっているブログ運営のために使ったとのこと。勧誘の電話が来て、SEO対策のサービスを契約したと言うのです。夫は「収益アップにつながるかもしれない」と説明しますが、あまりにも予想外の回答だったため、私は茫然としてしまいました。
というのも、当時は生活費も足りない状況で、不足分は私の貯金から支払っていたのです。また、まさか文章を書くのが苦手な夫がブログを運営しているなんて思ってもいませんでした。そのような状況だったので、夫の言動は私にとって衝撃だったのです。知ったときは怒りや呆れを通り越して、力が抜けてしまったのを覚えています。
その日の夜は「そんなことにお金を使うくらいなら、息子のことに使ってほしかった! 」「このタイミングで電動自転車が買えなかったらどうしよう!」という、怒りと不安で眠れませんでした。結局、電動自転車は購入できており、入園式にも間に合い一安心。入園直前の出来事だったため、夫の言動にハラハラし、振り回されてしまいました。
このあと、夫とはお金の使い方について話し合いました。ただ、知らないうちに大金を使われたことで夫を信用しきれなくなってしまった私。生活費や息子の将来の学費は、私がしっかりと管理しようと思います。
著者:本宮りんこ/40代女性/2022年生まれの男の子ママ。高齢出産で体力ゼロの状態から息子に育ててもらっている。いつか体力をつけて元気になりたいアラフォーママ。児童養護施設で10年働き、現在は在宅ワーク。物語を読むのが癒やし。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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