え？あの食材で？
今回ご紹介するのは、紀文の公式レシピサイトに掲載されている「はんぺんのふわふわ卵焼き」です。
紀文といえば、はんぺんやさつま揚、おでん、ちくわなどの水産練りもので有名なメーカーですよね。
筆者もおでんに入っているふわふわのはんぺんは大好物ですが、卵焼きにはんぺんを入れるとは驚きです。
どのくらいかさ増しされるのか、どんなお味になるのか？いざ挑戦！
紀文公式「はんぺんのふわふわ卵焼き」の作り方
材料（2人分）
・はんぺん（大判）…1/2枚
・卵…2個
・だし汁…大さじ4
・ごま油…小さじ1
※だし汁は200mlのお湯に顆粒和風だしの素小さじ1/2を入れて作ったものを使用しました。
作り方①はんぺんは1cm程度の大きさに切る
はんぺんは1cm程度の大きさに切ります。
作り方②ボウルにはんぺん、卵、だし汁を入れて泡立て器もしくはミキサーでよく混ぜる
ボウルに切ったはんぺん、卵、だし汁を入れて泡立て器でよく混ぜます。
公式サイトによると少しはんぺんの形が残っていてもよいとのことですが、泡立て器ではなかなかはんぺんが混ざりませんでした（汗）。
ミキサーに入れて撹拌しました。わずか3秒でなめらかに！ミキサーをお持ちの方はミキサーで混ぜることをおすすめします。
作り方③卵焼き器を熱し、ごま油の1/3を入れなじませる
卵焼き器に、ごま油の1/3を入れ熱します。筆者はキッチンペーパーで塗り広げました。
菜箸の先に卵液を少しつけて卵焼き器に当てて温度を確かめましょう。
「ジュッ」と音がして菜箸に卵液がくっついてくれば適温のサインです。
作り方④卵液を卵焼き器に流し入れ、巻きながら焼く
お玉で卵液の1/3ほどをすくい、卵焼き器に流し入れ弱火で焼きます。
はんぺんが混ざっているので通常よりもどろっとした卵液です。
気泡がでてきたら菜箸でつぶしながら焼きましょう。
上面に火が通ってきたら手前に巻きます。
作り方⑤卵液を加え、繰り返し焼く
巻いたら向こう側に寄せます。
筆者はくっつき防止のため、寄せる前にキッチンペーパーにしみているごま油を薄く塗りました。
卵焼きを向こう側に寄せて、手前側にも残りのごま油の半量を塗りましょう。
手前に卵液の残りの半分を入れ、卵焼きを持ち上げて下にも流し入れます。
上面に火が通ってきたら手前に巻き、卵液がなくなるまで返し焼きましょう。
菜箸だと崩れてしまう場合は、フライ返しなどを使うときれいに巻けますよ。
卵2個なのにこのふんわり感
焼き上がったら「はんぺんのふわふわ卵焼き」の完成です。
ご覧ください、このふわふわ感♡
洋食屋さんのふわふわオムライスの卵をイメージさせるようなふわっふわな卵焼きが出来上がりました。
普通の卵焼きと比べてみた
どのくらいふわふわに仕上がるのか、今回ははんぺんを使わずに卵2個だけで作った卵焼きと比べてみました♪
まずは切る前に普通の卵焼きと並べてみました。
左が普通の卵2個で作った卵焼きで、右がはんぺんのふわふわ卵焼きです。
いかがでしょうか〜！
上から見ただけでも、右のはんぺんのふわふわ卵焼きのほうがふっくらとボリュームがあるのが分かります。
横から見ると厚みが1.5倍ほど違います！
これで卵2個しか使っていないのですから想像以上のふわふわ感です。
お皿に盛り付けてみたものがこちら。
左が普通の卵2個で作った卵焼きで、右がはんぺんのふわふわ卵焼きです。
少し時間が経ってもしぼんでしまうこともありません。厚さが全く違いますね。
見た目がぷるふわで、なんだかかわいいとさえ思えてくる卵焼きです（笑）。
食べやすい大きさに切ってお皿に盛り付けましょう。
断面も美しくふわふわに仕上がっています。
こちらも普通の卵焼きと比べてみました。
上が普通の卵2個で作った卵焼きで、下がはんぺんのふわふわ卵焼きです。厚さもボリュームもこれほどまでに違うとは……！
ちなみに、卵2個だけで作った卵焼きもかなり上手に焼けたほうでいつもよりもふんわり仕上がった卵焼きだったのですが、はんぺんのふわふわ卵焼きと比べるとレベルが違いました。
ほんのりとだしの味がして上品な味わいです。個人的には、お弁当などに入れる場合はもう少しだしの味が濃くてもよさそうだと感じました。
はんぺんが入っているのは言われないと気づかないかもしれません。食感に少しはんぺんのあのしゅわしゅわ感が感じられます。
今回はごま油を使って焼いていますが、出来上がった卵焼きは特に強くごま油の香りがすることもなく香りが気になることはありませんでした。
お花見やピクニックなどにも♪
お味はおいしいだし巻卵ですが、なんと言ってもこのボリュームとふわふわ感が驚きでした。
時間が経ってもふわふわが長続きするので、お花見やピクニックのお弁当などにも大活躍しそうです。
ふわふわの卵焼きが食べたくなったら、ぜひ作ってみてくださいね。
