翌日、元気に走り回り、はしゃぐ次男の姿にホッとするArareちゃんさん。しかしその数分後、グッタリとする次男が……! 状況を確認すると、「ブレイクの練習してみたら……気持ち悪くなった」と衝撃発言! 「練習はしばらく我慢しようって昨日約束したじゃん!!」とArareちゃんさんが伝えると、大粒の涙を流し「ずっと気持ち悪いままだったら……もうブレイク出来なくなったらどうしよう……!!」と不安な気持ちを吐き出す次男。次男の言葉にArareちゃんさんは「病院行こう!」と、昨日とは違う病院を受診する決意するのでした。
病院へ到着し、これまでの経緯を説明するArareちゃんさん。すると、医師は「CTとってみましょうか!」とあっさり。ホッとするArareちゃんさんに医師が「CTをとる際の被爆についてです」とひと言。Arareちゃんさんが「やっぱり!?」とドキドキしていると、被爆の説明を丁寧に話す医師。結果、「そんなに心配しすぎなくても大丈夫!ってことですね」と笑顔で告げるのでした。
CT検査の結果、衝撃の事実が判明!
医師の丁寧でわかりやすい説明にホッとするArareちゃんさん。そして、CT検査がおこなわれた数分後、「目立った異常はなさそうですね」と結果を告げる医師。その言葉に安心し次男をギュッと抱きしめるArareちゃんさん。ホッとしたのも束の間、「脳が浮腫んでいる感じがある」と告げる医師。困惑するArareちゃんさんに「おそらく……次男くんは転んだときに脳震盪(のうしんとう)を起こしていた可能性が高いと思います」と言い、Arareちゃんさんの予感は的中してしまうのでした。
その後、医師から詳しく説明を聞き、納得するArareちゃんさん。そして医師は「大丈夫! 次男くんはまた踊れるようになりますよ」と次男の目をしっかりとみながらやさしく伝えます。続けて、次男に向け「頭を振ったり逆さになったり周ったりする動きの練習は1週間我慢すること」と約束してくれるか尋ねます。すると次男は「出来ます!!」とビシッと言い切るのでした。
自宅に戻ってから、医師との約束をしっかりと守る次男。1週間後、再度受診すると「少しづつ練習再開していっていいからね!」と医師から回答をもらい、練習に励む次男。たんこぶの痛みも2週間程で落ち着き元の生活へ。今回の出来事から、頭の怪我の怖さを思い知らされたArareちゃんさんなのでした。
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次男くんが無事回復して本当によかったですね! 大好きなブレイクダンスの練習を我慢した次男くん、よく頑張りました。次男くんにはこれからも、思いっきりブレイクダンスを楽しんでほしいですね。そして、納得のいく検査をしてもらうために2件の病院を受診したArareちゃんさん。母の勘・行動力には頭が下がります。お子様の予期せぬ怪我は仕方ありません。Arareちゃんさんのように子どもの気持ちと向き合い、冷静な対応を取れるようにしたいですね。
※頭部CTは放射線学検査において被ばく量が比較的多い検査ですが、小児頭部外傷時のCT検査に関する提言・指針が示されており、CT検査の被ばくを低減するための取り組みがおこなわれています。
Arareちゃんさんの連載は、ブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。