医師が「もうやりたくないんだよね? ダンス……違う?」と次男に問います。しかし、次男は「やりたいもんボク……」「やるもん! ずっとやるもん」「もっともっとブレイクするもん!!」と、しっかりと自分の意思を伝えます。すると医師が「今のところCTまでとる必要はないかなぁ〜」と呟きます。驚くArareちゃんさんに医師は「CTをとるって言うことは……お子さんは少なからず被爆するのと同じ事になるんですよ?」と言い放ちます。
その後も被爆について語る医師、そしてその言葉を聞きながら「念のためやっぱり検査お願いしてみた方が……」とぐるぐると考えるArareちゃんさん。そんなArareちゃんさんに「運動は控えて様子を見てください」とバッサリと言い切る医師に、本音を伝えることができないままArareちゃんさんと次男は帰宅するのでした。
翌日、また気持ち悪い…!? 実は!
翌日、元気に走り回り、はしゃぐ次男の姿にホッとするArareちゃんさん。しかしその数分後、長男がArareちゃんさんの元に駆け寄り、「ママ!! 大変!! 次男がまた気持ち悪いってなってる!!」と言うのです。慌てて次男の側へ行くと、グッタリとする次男が……! 状況を確認すると、「ちょっとならいいかなって思って……」「ブレイクの練習してみたら……気持ち悪くなった」と衝撃発言! 「練習はしばらく我慢しようって昨日約束したじゃん!!」とArareちゃんさんが伝えると、大粒の涙を流し、「いつまで我慢するの?」「ずっと気持ち悪いままだったら……もうブレイク出来なくなったらどうしよう……!!」と不安な気持ちを吐き出す次男。次男の言葉にArareちゃんさんは「病院行こう!」と昨日とは違う病院を受診する決意するのでした。
すぐに病院へ問い合わせをするArareちゃんさん。数件電話をし、受診可能な病院に向かうことに。病院へ到着し、これまでの経緯を説明するArareちゃんさん。すると、医師は「CTとってみましょうか!」とあっさり。ホッとするArareちゃんさんに医師が「CTをとる際の被爆についてです」とひと言。Arareちゃんさんが「やっぱり!?」とドキドキしていると、被爆の説明を丁寧に話す医師。結果、「そんなに心配しすぎなくても大丈夫!ってことですね」と笑顔で告げるのでした。
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前回の医師とはまるで対照的な対応に拍子抜けするArareちゃんさん。素敵な医師に巡り会えてよかったですね! どんな検査をしたいかなど、自分の意思を伝えることも大事ではありますが、医師との相性も大事ですよね。医師のひと言はママにとってとても影響力があります。病院を選ぶ際は、自宅から近いことや設備など重視することはたくさんありますが、医師の発言も大事な決め手なのかもしれませんね。
※頭部CTは放射線学検査において被ばく量が比較的多い検査ですが、小児頭部外傷時のCT検査に関する提言・指針が示されており、CT検査の被ばくを低減するための取り組みがおこなわれています。
Arareちゃんさんの連載は、ブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。