ダンスの練習をしていた次男が急にしゃがみ込み「ママが3人くらいいるように見える……」と顔面蒼白で訴えます。その発言にArareちゃんさんは「絶対頭関係してるヤツじゃん!!」と慌て症状を調べると、「脳震盪(のうしんとう)」の言葉をみつけます。さらに、合併症の言葉を見つけ怖くなりダンスの欠席連絡をして病院へ急ぐのでした。
病院に到着し、これまでの経緯を話すと、医師は「今見た感じ顔色もいいし、具合が悪そうに見えないけど?」と言い放ちます。診察をする医師でしたが、次男の体を見て「この子、背中にも打撲した跡があるけどこれはなぜですか?」と詰めよります。Arareちゃんさんが「ブレイクダンスっていうダンスをやっていて……」と答えると、医師は次男に「ダンスの練習してたら、具合が悪くなってきたの?」と尋ねます。続けて「ブレイクダンス本当はあんまり好きじゃないんじゃない?」と笑顔で問いかけます。Arareちゃんさんは「この先生もしかして、気持ちのせいからだって思ってる!?」と唖然とするのでした。
病院を受診すると、医師が衝撃発言を…!
誤)被爆→ 正)被曝
誤)被爆→ 正)被曝
「もうやりたくないんだよね? ダンス……違う?」と次男に問う医師。しかし、次男は「やりたいもんボク……」「やるもん! ずっとやるもん」「もっともっとブレイクするもん!!」と、しっかりと自分の意思を伝えます。次男のハッキリとした対応に「何か変な誤解は今ので解けたかな? 次男ナイス!!」とホッとするArareちゃんさん。すると医師が「今のところCTまでとる必要はないかなぁ〜」と呟きます。驚くArareちゃんさんに医師は「CTをとるって言うことは……お子さんは少なからず被曝するのと同じ事になるんですよ?」と言い放ちます。
その後も被曝について語る医師、そしてその言葉を聞きながら「私が大袈裟に心配しすぎてるだけだったのかな……」「でも念のためやっぱり検査お願いしてみた方が……」とぐるぐると考えるArareちゃんさん。そんなArareちゃんさんに「運動は控えて様子を見てください」とバッサリと言い切る医師に、本音を伝えることができないままArareちゃんさんと次男は帰宅するのでした。
◇ ◇ ◇
医師の対応に疑問を抱くArareちゃんさん。次男くんの普段とは違う様子が心配で受診したのにも関わらず、検査のリスクだけを並べ詳しい検査をしてくれない医師にモヤモヤしてしまいますよね。もちろん、医師の伝えたいこともわかります。それでも、次男くんの体が心配ですよね。どうか、Arareちゃんさんが納得できる結果になることを願います。
※頭部CTは放射線学検査において被ばく量が比較的多い検査ですが、小児頭部外傷時のCT検査に関する提言・指針が示されており、CT検査の被ばくを低減するための取り組みがおこなわれています。
Arareちゃんさんの連載は、ブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。