しかし、晴ちゃんが1歳を過ぎたころ、そんな夫にも変化が……!
外出先での抱っこも、お風呂も寝かしつけも娘から拒否されたことをきっかけに自分のヤバさに気づき、晴ちゃんと過ごす時間を増やすようにし始めたのです。
夫婦の関係性も育児も、前進していると思っていたのに…?
「仮にそうだったとしても、朝の支度や保育園の準備は手伝ってよね」……。
長女の晴ちゃんの言葉にショックを受けた雨さんは夫からさらなる追い打ちをかけられ、深く傷ついてしまうのでした。
必死にわが子と向き合い、毎日のように育児に奮闘しているにもかかわらず、「ママは嫌っ!」「パパは嫌っ!」……。子どもの言葉にショックを受けた経験のある親御さんは少なくないはず。これは1つの“育児あるある”とも言えそうですが、愛するわが子なだけに、どうしても気にしてしまいますよね。
一方、「ママは嫌だけどパパは好き!」「パパは嫌だけどママは好き!」と言われると、好きと言われた立場の人は、ついついうれしくなってしまうもの……。しかし、「嫌っ!」と言われたパートナーのことを気づかい、思いやりの言葉をかけられたなら、相手も少しは救われるのではないでしょうか。