私の結婚を喜んでくれた親友
私と夫は同窓会で再会し、交際をスタート。交際2年でプロポーズしてもらい、無事に入籍することができました。夫の実家は農家で、よく新鮮な野菜をくれるのでとても助かります。
そして、結婚式の日時が決まり、私たちは友人や親戚に招待状を送付。高校時代からの親友・A子にも送ったのですが、すぐに「おめでとう!」とのメッセージが。
さらにA子は、「友人代表のスピーチもしてあげる!」と言うので、私はお願いすることに。A子は親が経営する高級レストランで働いており、「自由に休みが取れるから、3日前から休んで準備するね!」とウキウキな様子です。私は「そこまでしなくてもいいよ」と言ったのですが、彼女は「遠慮しないで!」とのこと。
その後、私と彼の出会いの話になりました。
同窓会で出会ったことを言うと、「ドラマみたいじゃない!」「どんな素敵なプロポーズだったの?」と聞かれたので、私は「ハワイに記念日の旅行に行って、ディナーの後、海辺を歩いているとき」と説明。すると、これまた「ロマンチックじゃない!!」と大盛り上がり。ですが、「肝心の婚約指輪は?」と聞かれてから空気が変わりました。
「婚約指輪はないの。私から、身につける機会があまりないからいらないって言った」と答えると、A子は「よかった。貧乏人と結婚していたら、あなたとの付き合いも考えなきゃいけないからね」と発言。私は違和感を抱きましたが、そのままメッセージを続けました。
A子の態度が急変!
「指輪の代わりに、お互いに時計を買ったわ」と話すと、「どこのブランド?」とのこと。特にブランドものではないと答えると、「は? あり得ない!」と言います。A子は続けて「私がスピーチしてあげるんだから、貧乏でしょぼい結婚式は嫌よ。大丈夫なの?」と不機嫌に。
私が「豪勢とは言えないけど、素敵なものにするつもりよ」と伝えると、「心配でならないわ! 私のパパに言って、披露宴で高級な野菜やお肉を特別に仕入れてあげるから、それを使って」とのメッセージが。「うれしいけど、彼の実家が農家で、そこの野菜を使って料理を提供するから大丈夫」と言ったところ、驚愕の返信がきました。
A子「私は高級品しか食べないの」
A子は彼の実家が農家を営んでいると知った途端に、「嘘でしょ!? 正気なの!?」と発言。私は、「とてもおいしいしお野菜だし、招待するみんなにも食べてほしいの。何が不満なの?」と返すと、彼女は矢継ぎ早にメッセージを送ってきました。
「あり得ないわ!私はパパが契約している高級食材しか食べないの!」
「まさか旦那が農家だったとはね。すぐに離婚したほうがいいわ」
「私の親友の旦那が農家の貧乏人なんて考えられない。離婚しないなら縁を切らせてもらうから!」
そう言い放って、連絡は途切れてしまいました。
昔から少々高飛車ではあったものの、いい子だったと思っていたA子。しかし、彼女には最悪な裏の顔があったようです。私は彼女を結婚式に招待したことを少し後悔しましたが、呼んでしまったものは仕方ありません。A子との連絡は控えることに。そして、私と夫らしい式にするため、準備に取り掛かったのでした。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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