「おむつ持ってきて〜」とは言ったけれど…
パパが家にいたある日、子どものおむつを替えようと思ってパパに替えのおむつを持ってくるように頼みました。その間私は、子どもを捕まえて「おむつ替えようね〜」などと声をかけていたのです。
しかし夫が持ってきたのはおむつのみ。おしり拭きやおむつ替えシート、ゴミ袋は持ってきませんでした。
おむつだけ渡されたところで、おむつは替えられません。それに、おむつのすぐ横に、おしり拭きなどが一式セットにして置いてあるので、おむつを取るときには視界に入ったはず。おむつを替えようとしている私の手元に、それらがないこともわかっていると思っていました。
たしかに「おむつを持ってきて」と言ったのは私です。そう考えると、夫は間違ってはいません。しかし、一緒に子育てをしている相手なのに、そこまで指示しなければならないのか? とモヤっとしてしまいました。
日々私がやっているおむつ替えを気にかけていないのかな? と残念な気持ちになるとともに、もっと想像力を働かせてほしいと思わずにはいられませんでした。
それでも、同じことを繰り返さないように、細かく夫に伝えた私……。そんな自分たちを俯瞰して、「まるで『はじめてのお使い』みたいだな」と思ってしまいました。
◇ ◇ ◇
育児は、どちらにとっても初めてのことばかり。一緒に学び、自分ごととして捉えれば、今回のようなことは起きなかったかもしれません。
しかし誰しも得意・不得意や、視野の広さなどに違いはあるもの。だからこそ歩み寄りながら、学び合っていく姿勢が大切なのかもしれません。
自分の当たり前が、相手の当たり前とは限りません。一緒に子育てしていくためには、思いやりとちょっとした伝え方の工夫も必要だと感じさせられるお話でした。
このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。
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