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「ママは一緒じゃないの?」娘のつぶやきにドキリ…毎日の無自覚な声かけが娘の心を追い詰めてしまい!?

私は、4歳になる娘とのコミュニケーションで、後悔したことがあります。のんびり屋な娘についつい口出ししてしまう日々の中、知らず知らずのうちに娘を傷つけていた言葉とは……。

「ママは一緒じゃないの?」娘のつぶやきにドキリ…毎日の無自覚な声かけが娘の心を追い詰めてしまい!?

 

 

「ママは一緒じゃないの?」娘のつぶやきにドキリ…毎日の無自覚な声かけが娘の心を追い詰めてしまい!?

 

毎日言ってしまっていた言葉

0歳から保育園に通っている娘は年少クラスに進級すると、手拭きタオルや着替えを登園時に自分で準備するようになりました。

 

担任の先生からの「なるべく自分でやらせてください」という言葉を受けて、登園時の準備はできるだけ手伝わず見守るようにしています。

 

しかし、マイペースでのんびり屋の娘は、行動がゆっくりで、おしゃべりが多いため、準備がなかなか進まないことも……。特に朝は時間に余裕がなく、私はついイライラして、「早くして」と毎日のように娘に言ってしまっていました。

 

娘の反応に後悔した瞬間

ある朝、夫の始業時間が遅かったため、保育園への送りをお願いしていました。いつも私と登園している娘が不思議そうに「なんでパパとなの?」と聞いてきたので、理由を説明。

 

すると娘は、「いつもお支度が遅いから、ママが一緒に行ってくれないのかと思った」と悲しそうな顔で言ったのです。

 

その瞬間、私がいつも急かしていたことで娘を傷つけてしまったと気づき、とても反省しました。そして、「違うよ。いつも『早くして』って言ってごめんね」と謝ると、娘は安心した顔で「よかった。わかったよ」と答えてくれました。

 

 

見守ることの大切さ

次の日から私は、「早くして」と言いたい気持ちをぐっと我慢し、支度中は何も言わず娘を見守ることにしました。

 

おしゃべりが始まって手が止まることもありますが、私は相づちを打つだけにして待っていると、娘は自分のペースで黙々と準備を進め、前よりも短い時間で支度を終えられるように。

 

この様子から、私が話を遮ることで娘は話を聞いてもらえていないと感じ、かえって準備に時間がかかっていたのだと気がつくことができました。

 

 

娘の言葉を通じて、注意をしすぎることで子どもを傷つけ、萎縮させてしまうことがあると私は痛感しました。今も娘の行動はゆっくりですが、急かす頻度が減ったことで、私自身もストレスなく過ごせるようになりました。それでも時々「早くして」と言いそうになりますが、そのときは深呼吸して娘を見守ることを心がけています。

 

 

著者:長濱 ユイ/30代女性。2020年生まれの4歳娘と2023年生まれの1歳娘を育てる2児の母。にぎやかな娘たちとの毎日を楽しみながら、将来の自分のために看護師をしながら副業にも挑戦中。趣味は家庭菜園とスポーツ観戦。

作画:おはな

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

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