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「いい男と結婚したらよかったのに…」友人の嫉妬すら優越感♡理想の家族に必要なもの…それは #見栄を張りすぎた話 2

「新興住宅地で見栄を張りすぎた話」第2話。専業主婦のハルミさんは、大手優良企業に勤務する夫と2歳の息子・コウキくんと3人暮らし。誰もが羨む「理想の家族」に優越感を感じるハルミさんでしたが、「あと必要なのはマイホームだなぁ……」と高級住宅地に念願の一軒家を購入したのですが……。

ある日、昔からの友人とランチ会をしていると夫の愚痴で話題は持ちきりに。友人たちの話をボーッと聞くハルミさんに友人の1人が「ハルミのとこは?」と尋ねます。ハルミさんはニッコリ笑い「子育てのストレスたまってるだろうって言ってくれて率先して面倒見てくれるの」とわざとなのか?天然なのかマウント発言を……。周りが羨む中でハルミさんは笑顔でかわします。

 

すると「ハルミは働かないの?」と尋ねる友人。働く友人たちを前に「私はみんなを尊敬しちゃう……」というハルミさん。そして「だってまだ社会で活躍してるんですもの。私はもう無理だなぁー」とまたもマウント発言! 友人たちは声を揃え「……そう?」と腹を立てるのでした。

 

友人たちの羨む声に私は!

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

解散の時間になり夕飯の話をしながらバタバタと帰宅の準備をする友人たち。すると友人の1人が「ハルミは今日夕飯どうする? 買って帰る?」と尋ねます。するとハルミさんは「休日は旦那がご飯作ってくれるの!」と笑顔で答えます。羨む友人たちでしたが「ハルミは専業主婦なんだから本当は全部やるべきなんじゃないのー?」「もっと夫に尽くしてもいいんじゃない?」「旦那さんに感謝しなよー」とハルミさんに詰め寄ります。その言葉にニコッと張り付いた笑顔で「そうかもねー」と答えるのでした。

 

帰り道、ランチ会での会話を振り返るハルミさん。夫の愚痴ばかりの友人たちに対し大切にされてないんだなと感じるハルミさん。さらに、「みんな私が羨ましいんだな……」「正直私が友達の中で一番エリートな男と結婚したもんね」と友人たちが妬むのも当然と考え「みんなもっといい男と結婚したらよかったのに……」と友人たちを見下し自分がいかに幸せか優越感に浸るのでした。

 

帰宅後、夕飯の準備をする優しい夫とハルミさんの帰宅を喜ぶかわいい息子を見て改めて「理想の家族」だと思うハルミさん。そして、理想の家族に足りないもの……マイホームが欲しいと思うのでした。

 

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

ハルミさんの家庭環境を聞き、友人が嫌味を言いたくなる気持ちもわかりますよね。その嫌味を聞き「みんなもっといい男と結婚したらよかったのに」と心の中でもマウント発言を……。人と比べるのが当たり前になってるのでしょうか? 幸せの価値観は人それぞれ。そこに気付いて欲しいですね。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター音坂ミミコ

    関西在住の2児の母。スキマ時間を使ってコソコソと漫画を描いています。 実話ベースのお話や創作マンガをブログ、Instagramで発信中。

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