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フードコードのキッズエリアで子連れを追い出す老夫婦「食べ終わるまで来るな!」従業員を呼んだ結果…

息子が1歳を過ぎ離乳食も完了に近づいたことから、一緒に外食も楽しめるようになっていました。そんなある日、息子と2人で大型商業施設のフードコートに行ったときの話です。そのフードコートは、落ち着いて座れるお座敷スペースやベビーカーをテーブルに横つけできるスペースなど、子連れにうれしい環境が整っていました。私たち親子は靴を脱いで上がるお座敷スペースに座ることに。いつも混んでいる人気スペースが空いておりラッキーだと思ったのですが……。

 

子連れ優先エリアで子連れを追い出す老夫婦…

私たちより先にお座敷にいた70代ぐらいのご夫婦に突然「ここに子どもを連れてくるな! 子どもの声はうるさくてたまらん! 私たちが食事をしている間は入ってくるな!」と言われてしまったのです。あまりにも突然の怒鳴り声にびっくりした息子が泣き出してしまい、一旦そこを離れることに。その老夫婦はほかのお客さんにも同じことを言っているようで、どうりで今日は人が少なかったわけだと理解しましたが、納得はいきませんでした。

 

息子を落ち着かせながら見てみると、やはりそのスペースには「キッズコーナー(お子さま連れ優先エリア)」と書いてあります。しかも、お座敷コーナーは子連れ優先エリアの真ん中。もちろん子連れ優先スペースだからといって騒いでいいというわけではありませんが、周りから子どもの声がするのは当たり前なのに……と思ってしまいました。

 

やっぱり納得いかないと思い反論しようとしていたとき、私たちのあとにその夫婦に怒鳴られた方が、男性従業員を連れて戻ってきました。従業員さんは「ここはお子さま連れ優先エリアとなっておりますので、追い出すような行為はお辞めいただけますでしょうか」と子連れ優先スペースであることを伝えてくれました。そして、嫌なら他の席もたくさんあることを説明し、私たち親子にも「どうぞキッズスペースをご利用ください」と案内をしてくれたのです。老夫婦は納得がいっていないようでしたが、男性従業員には強く言えなかったようで、しぶしぶ私たち親子がお座敷に座ることを認めてくれたようです。

 

もちろん子連れ優先スペースだからといって、子連れでない人が使ってはいけないという決まりはありません。しかし、自らキッズスペースを選んでおいて周りを怒鳴りつける行為には、やはり納得できませんでした。自己中心的な考えをせず、思いやりのある言動を心がけることが大事だなと改めて気づかされた出来事でした。
 

 

著者:水沢ありか/30代・ライター。鉄道が好きな9歳の息子を育てるアラサーママ。休日は親子で電車を眺めに出かけて楽しんでいる。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)

 

 

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