3カ月前から適応障害になった夫の看病をしながら、子育てや家事に努めてきたひさえさん。
ある日、ソファでくつろぐ夫にお風呂もためられないと言われて……。
飲み歩きしてるのにお風呂はためられないの?
※日本医師会によると、現在、過呼吸(過換気症候群)に対する紙袋などを使った「ペーパーバッグ法」は窒息の危険があるため推奨されていません。適切な対処法は、呼吸リズムを整え正常に戻すことが大切です。(https://www.med.or.jp/forest/check/kakokyu/02.html)
家のことも、子どものことも何もせず、毎晩のように飲み歩いている夫。ボタンひとつでためられるお風呂の準備すらできないと言われ、ひさえさんは詰め寄りました。
「3カ月前は本当に動けなかったんだと思う。でも今は……!」
そう言いかけた矢先に倒れたリョウさんに、ひさえさんは過呼吸(過換気症候群)を疑い、気が動転します。
しかし、転がるリョウさんは「はぁーつかれたぁーっ」と言っていたのでした。
ひさえさんが思いを告げようとしたところで、リョウさんは過呼吸のような症状で倒れてしまいます。しかし、「疲れた〜」と言っていることから、本当の過呼吸ではなく、ひさえさんに責められるのを避けるための演技だったようです。
病状が改善しているにもかかわらず、それを逆手に取って相手を操ろうとする行為は、夫婦間の信頼関係を損なうだけです。本当につらいときに、ひさえさんに頼ることができなくなってしまうでしょう。2人の将来のためにも、リョウさんは自分の本当の状況を正直に話し、ひさえさんと向き合うべきです。
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