ねぼすけさんやヨリさんが結婚し、実家や両親の面倒を押し付けられたと思い込んでいたカホ姉。
さらに、子どもを嫌っていたのは、職場で子持ちの社員に振り回されていたことが原因だとわかりました。
独身のカホ姉が、フォローをするのは当然。
そんな子持ち社員の姿勢や言動に腹が立ち、カホ姉は帰宅すると、ねぼすけさんやヨリさんに八つ当たりしていたのです……。
言い訳ばかりの長女へ、三女が涙の反論!
ねぼすけさんやヨリさんには帰る家がある一方で、自分には実家しかないこと、自分が実家や両親を見なければいけないことがストレスだったと訴えるカホ姉。
しかし実際には、ヨリさんは結婚後も毎年、田植えや稲刈りを手伝い、実家や両親のことをしっかり気にかけていました。
さらにヨリさんは、職場の人と家族である自分やねぼすけさんを「嫌な子持ち様」として、ひとくくりにされたことにも納得できません。
「私たちを負の感情の捌け口にしないで!」
ヨリさんは涙を流しながら、カホ姉に訴えたのでした。
自分には実家しかないと言いながら、何の手伝いもしてこなかったカホ姉。ヨリさんが言うように、カホ姉の主張はどれも言い訳に聞こえてしまいます。仕事でストレスが溜まっていたのかもしれませんが、そのイライラを家族にぶつけても問題の解消には至れません。
家族にとって大切なのは、過去の出来事を乗り越え、未来に向けて共に歩んでいくことでしょう。お互いを理解し、支え合うことで、より強い家族の絆を築いていけるはずです。話して、相談することで気持ちがラクになったり、問題解決のヒントになったりすることもあります。大切な居場所である家族だからこそ、心の内を打ち明けるべきだったのかもしれませんね。
どうしても言いにくければ、家族以外の第三者に相談することもできます。行政のサポートに頼ってみることも良いかもしれません。
#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)
よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
ねぼすけさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。