ねぼすけさんやヨリさんには帰る家がある一方で、自分には実家しかないこと、自分が実家や両親を見なければいけないことがストレスだったと訴えるカホ姉。
しかし実際には、結婚して実家を出ても、手伝いをして両親をサポートしていたのはヨリさん。何もしてこなかったカホ姉の主張に、ヨリさんは怒りをおぼえます。
さらにヨリさんは、職場の人と家族である自分やねぼすけさんを「嫌な子持ち様」として、ひとくくりにされたことにも納得できません。
そんなヨリさんは、涙を流しながら「私たちを負の感情の捌け口にしないで!」とカホ姉に訴えたのでした。
両親からも責められ、ぐうの音もでない姉
ひとり暮らしの準備が整うまでの実家にいる間は、毎月5万円家に入れること、守れない場合は今までの分も全額支払うようにと告げたお父さん。
「これは子どもへの、親からの警告」
何度も仕事のストレスを主張し、自分は2人の子どもだと両親に言い、自立を拒否するカホ姉へ、お父さんは、赤ちゃんは泣くのが仕事で理屈は通用しないと、子育ての尊さを説き、ねぼすけさんやヨリさんへあたるのは間違っていると言いました。
さらに、お母さんもカホ姉が三姉妹の中で一番泣いて、手がかかる子だったと告白し、カホ姉はまさかの事実にショックを受けるのでした。
カホ姉の言動は妹たちを深く傷つけてしまいました。しかし、彼女の行動の背景には、長女としてのプレッシャー、職場での悩み、そして孤独感があったのかもしれません。子育て中の妹たちへの心ない言葉は決して許されるものではありませんが、カホ姉自身も心に大きな負担を抱えていた可能性があります。
カホ姉の苦悩を理解することは、彼女を許すこととは異なります。しかし、彼女の背景を知ることで、なぜこのような行動に至ったのかを理解し、より建設的な解決策を探ることができるはずです。家族はお互いに支え合い、理解し合うことが大切です。カホ姉が自分の問題と向き合い、妹たちと和解できるよう、温かく見守っていきましょう。
ねぼすけさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。