歩くたびにガサガサと音がする
生理2日目のある日、仕事後に友人と出かける用事がありました。出かけるときは経血漏れが心配なので、夜用のナプキンを着けていることがほとんどです。この日も職場を出る際に夜用ナプキンに替えて、待ち合わせ場所に向かいました。
職場を出てしばらくすると、歩くたびにガサガサと音がします。
「音の元は腰の辺り? もしかしてナプキンのこすれる音?」。
少し歩いたり止まったりして音の出所を確かめると、やはりナプキンの擦れる音のようです。そう思うと今生理中であることを周りに知られているような気がして恥ずかしくなりました。
歩き方を友人に指摘され…
そして、ナプキンの擦れる音がなるべくしないように、少しゆっくりめに歩き、腰回りを動かさないように気をつけようとした私。無事待ち合わせ場所に着き友人と合流できましたが、お目当ての場所に向かう道中に友人から「ん? どうかした? 歩き方が変だよ!」と指摘されてしまいました。
私は「今生理中で、歩くとナプキンの擦れる音がするの。だからなるべく音が出ないような歩き方をしてて……」と理由を説明しました。
すると、笑いながら「私はナプキンの音は気にならないよ。歩き方のほうが気になるかも」と友人。周囲に聞こえていたら……と思っていたため、友人からの「気にならない」という言葉にホッとしました。
ナプキンの音対策を調べて…
ただ、周囲は気にならないとはいえ、私自身は気になり、家に着いてからナプキンの音の原因を探ることに。同じ悩みを抱えた方はいないかとネットで調べてみると、ナプキンと下着がフィットしていないことが原因の1つではないかという記事を見つけました。
実はこの日はサニタリーショーツではなく、普段使いの下着にナプキンを着けていました。下着が体にフィットしていない感覚があり、それが原因で歩くたびにガサガサと音がしたのではないかと思いました。
このことがわかってからは、生理中は体にフィットするサニタリーショーツを選ぶように。そのためか、歩くたびに気になっていたガサガサという擦れる音はだいぶ軽減されたように思います。友人は「音は気にならない」と言ってくれましたが、気になる人もいるでしょうし、私も気になると思っていたため、原因がわかり、改善できてよかったです。
著者:熊川るな/40代女性・Webライターや編集者、プロジェクトディレクターなどを経験し、現在はフリーでライティングやディレクション、料理の仕事をしている。自分のために作るお弁当が最近の趣味。
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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