鶏もも骨付き肉を一晩漬けてから揚げる【土井善晴さん考案レシピ】
「しょうゆ味のフライドチキン」は、NHK『きょうの料理』で紹介された、料理研究家・土井善晴さんのレシピです。
シンプルなつけ汁で一晩置いてから揚げるというレシピです。
土井さんいわく「家でもこんなにおいしくできるんだ!」とびっくりしてくださいとのこと。
期待が高まりますね。それではレビューしていきたいと思います。
料理研究家・土井善晴さん「しょうゆ味のフライドチキン」のレシピ
材料(4人分)
・鶏もも骨付き肉(1本180gぐらい)...4本
・揚げ油...2カップ
・パセリ...適宜
・片栗粉...適量
【つけ汁】
・にんにく ...1かけ
・しょうゆ、酒...各1/4カップ
※オリジナルレシピでは鶏もも骨付き肉を使用しますが、今回はより手に入りやすい"手羽元700g"で代用しました。
作り方①鶏肉を一昼夜漬ける
【つけ汁】のにんにくは、皮ごと包丁の腹でたたいてつぶします。
鶏肉の水分をキッチンペーパーでしっかりとふき取ります。
ジッパー付き保存袋に鶏肉と【つけ汁】の材料を入れます。
軽くもみ込んで、冷蔵庫で一昼夜(約24時間)おきます。
作り方②鶏肉に切り込みを入れる
冷蔵庫から鶏肉を取り出し、鶏肉のつけ汁をしっかりとふき取ります。
鶏肉の骨に沿って両側に切り目を入れます。
切り目を入れることで、火を短時間で通すことができ、身離れよく食べやすくなります。
作り方③片栗粉をまぶす
鶏肉に片栗粉をふり、余分な粉を落とし、全体に薄くつくようにします。
この時、肉の切り目や隙間にもしっかりとまぶしましょう。
つけ汁をふき取ってから片栗粉をまぶすことで衣が薄付きになるので、油の吸収が抑えられます。
作り方④揚げる
直径26㎝ほどのフライパンに揚げ油を入れ、冷たいまま鶏肉を入れます。
この時、鶏の皮を下にして入れましょう。
最初は強火にし、油の温度が上がり、ぶくぶくしてきたら、中火にします。
鶏肉におたまなどで、油をかけながら、揚げます。
油が少ない時は、温度が上がりすぎないように、弱火に落としたりするなど、調整してください。
2~3度ひっくり返しながら、合計で12分ほど揚げます。
(今回は手羽元で代用しているため、8分ほどで揚がりました。)
いい感じに色がついたら、油をきり、器に盛ります。
パセリがあれば飾りましょう。
黄金の衣!毎年のクリスマスはこれでいい
この衣の色、ヤバくないですか?
黄金の財宝ばりに、輝いて見えます。
「どうだ、俺はうまそうだろ?もちろん、うまいぞ」と、鶏肉の声が聞こえてきそうです。
いや、たぶん言ってます。テレパシーかなんかで。
これですよ?これ。
大事なことなので、2回言いました(笑)。
4月なのに脳内がクリスマス一色に染まる味わい
そして、気になる味ですが……「フライドチキンだわ……クリスマスだわ……」。
もう脳内がクリスマスです。今は4月。しかし、筆者はクリスマス。そして、クライマックス。
味はというと、名前通り、シンプルな醤油味のフライドチキンです。本当にシンプル、ゆえにうまい。
ド直球ド真ん中、変化球は一切なし、剛腕でねじ伏せてくるタイプです。
ケン○ッキーも目じゃないくらい、おいしいです。
外食に行けないけど、おいしいフライドチキンを食べたい時なんかに抜群ですね。
パーティーなんかにもよさそう。これを出したら「センスいいわ……」と、思われること間違いなしです。
筆者だったら、確実に惚れます。
それくらい、おいしいフライドチキンでした。
【鶏もも骨付き肉の超うまレシピ】特別な日のメイン料理に作ってみて
この記事では、NHK『みんなのきょうの料理』で紹介された、料理研究家・土井善晴さんのレシピ「しょうゆ味のフライドチキン」を実食レポートしました。
味はシンプルなしょうゆ味で、そのシンプルさがまた魅力的なレシピでした。
前日に、漬ける手間はあるものの、外食で食べるフライドチキンに負けないくらいのおいしさなので、作る価値は十分あります。
「明日は誕生日だから、なんか特別なメニューにしたい」みたいな時に、ぜひ作ってみてくださいね。