飲酒問題のために引っ越し
私の夫は酒癖が悪く、一度飲み始めると歯止めが効かなくなるタイプでした。結婚前から夫のこの傾向は知っていましたが、私は「結婚すれば落ち着くだろう」と楽観視。しかし、結婚後も相変わらず終電を気にせず飲み歩き、朝帰りすることもしばしば。
夫の飲酒問題を何とかしなければと悩んだ末、私はある策を思いつきます。それは、飲み屋のない郊外に引っ越すこと。「誘惑がなければ、自然と飲む機会も減るはず」と考えたのです。
突然の禁酒宣言
夫は引っ越しをしぶりましたが、なんとか説得し、私たちは静かな住宅街へ。最寄り駅に飲み屋はなく、予想通り夫は飲み歩かなくなりました。ところが、今度は家飲みを頻繁にするように。飲酒量は減りましたが、問題は解決されずでした。
そんなある日、夫は突然「もうお酒は飲まない」と宣言。理由は年齢を重ねるにつれ、体調不良が増えたからとのこと。それ以来、夫は1滴もアルコールを口していないのでした。
あれだけお酒好きだった夫が禁酒を宣言したことは、本当に驚きでした。最初は「続くのかな?」と半信半疑でしたが、日々の夫の姿を見て、その決意の固さを感じています。今では、お酒の問題で悩むことはありません。
著者:新谷けご/40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
作画:七瀬はるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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