教えてくれたのは...タイガー魔法瓶"中の人"
タイガー魔法瓶 商品企画第一チーム 炊飯器企画担当 辻本 篤史(つじもと あつし)さん
「土鍋ご泡火炊き」をはじめとする炊飯器の商品企画を担当しています。営業として家電量販店の本部を担当後、1年間のアメリカ研修を経て現部署へ。ケトルや電気ポットの商品企画に携わった後、ジャー炊飯器を担当中。(辻本さん)
タイガー魔法瓶"中の人"が教える!「節電につながる炊飯方法」
①長時間保温よりも「冷凍して」
一般的に、保温機能を10時間以上使い続ければ、ほぼ炊飯1回分以上の電気代がかかることが多いです。長時間保温をするなら「冷凍して電子レンジで解凍した」ほうが電気代は少なくて済みます。
電気代とは直接関係ないですが、ごはんの味を考えても保温機能で長く保温するよりは冷凍保存するほうがおすすめです。保温機能を数時間以上使用することが明らかな場合は、早めに取り出して冷凍しましょう。
②「節電したいから早炊き」は間違い!?
「早炊きモード」は炊飯時間が短い分、電気代は安くなりそうなイメージがありますが、実際は、「早炊きモード」と「普通炊きモード」の電気代に大きな差はない場合が多いです。
早炊きモードで短縮している浸水と蒸らしの工程では、そもそも大きな電力は使われていないのが一般的です。そのため、浸水と蒸らしにかかる時間を短くしたからといって、電気代はそれほど大きく変わりません。
むしろ炊飯器によっては、短時間でごはんを炊くために、急激に温度を上げる機種などもあり、普通炊きモードより電気代が高くつく場合も。
節電したい方におすすめ!「炊飯器の選び方」
炊飯器の加熱方式には、内釜全体が発熱する「IH炊飯器」と、釡底にあるヒーターが内釜を温める「マイコン炊飯器」があります。
「マイコン炊飯器」の方が、「IH炊飯器」より年間消費電力や電気代は安い傾向にあります(ただし、同じタイプでも機種によってそれぞれ消費電力は異なるため、どれが最も電気代が安いか断言はできません)。
味の違い
・「IH炊飯器」...釡全体が発熱して効率よく加熱できるため、お米の一粒ひと粒にしっかりと熱が伝わり、ムラなく均一にごはんを炊ける。
・「マイコン炊飯器」...釡底からの加熱のみになるため、底部と上部で温度のムラが生じやすい。
最近では以下のような製品も出ておりますので、「マイコン炊飯器」をお選びの場合は、内なべやその他の機能にも注目していただければと思います。
画像提供:タイガー魔法瓶株式会社
・タイガー マイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉JBS-A055
・容量:3合炊き
厚さ約3㎜の遠赤黒特厚釜による高い蓄熱性と遠赤効果で、釜全体を包み込む「釜包みヒーター」で高火力で炊きあげながら、炊きムラを抑えて芯までふっくら粘りのあるごはんに炊きあげます。
また、従来の調理機能に加えて、低温調理機能とレトルトあたため機能を新搭載。マルチクッカーとしても活用できるため、お料理の幅が広がります。
電気代をうまく抑えて
今回は、タイガー魔法瓶の"中の人"に、炊飯器の電気代を節約する方法と、節電につながる炊飯器の選び方を教えてもらいました。
保温時間を短くしたり、冷凍保存を活用したりするだけで、電気代を抑えつつ美味しさもキープできることが分かりました。
毎日使う炊飯器だからこそ、少しの工夫で節約と美味しさを両立できます。ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
おまけ:タイガー魔法瓶「氷削り器きょろちゃん」復刻!!
タイガー魔法瓶株式会社より、ノスタルジックな可愛さで世代を超えて愛されてきた「氷削り器きょろちゃん」が“昭和100年”にあたる今年、再復刻されることに!
今回は2018年以来7年ぶり、令和では初めての復刻です。
昭和の懐かしい夏を思い出す存在だった愛らしいきょろちゃんが、家族や友人との団らんを令和の夏もさらに楽しく盛り上げてくれること、間違いなし♪
タイガー公式オンラインストアでは予約受付中です。