元実家の近くの斎場に到着し、遺体の安置完了まで待たされたエェコさん。実家も引き払い、自分が「子ども」でいられる場所が完全になくなったと思うと、切なさでいっぱいに。その後、棺桶に入れられたお父さんを見て、「もう触れることもできない」とぼんやりしていると、手続きのためラウンジに呼び出されました。
記入しながら
※焦点性てんかん…脳の特定の部位(焦点)から発作が始まるてんかん
※抗NMDA受容体脳炎…自分の抗体が何かの不具合で自身の脳を攻撃している脳炎の一種
死亡届を書く際に、医師が記入してくれた死亡診断書を見た私。発症してから亡くなるまで、わずか9カ月でした。濃縮され過ぎの半年余り。1年もたなかったと思うとあっという間だった気がします。
その後、父の本籍など必要事項を記入。介護中に役所関係でいろいろな苦労をしたおかげで、このときばかりはスムーズに届け出ができ、本当にホッとしました。
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さまざまな問題にぶち当たり、あちこち奔走してきた介護期間。感情の揺れも大きく、一難去ってまた一難でした。長かったようでたったの9カ月だったのですね……。
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