電車内で器用に化粧を始めた女性
私は普段、電車で通勤をしています。これは、いつも通りの朝の出来事です。
その日も、いつものように電車に乗り座席に座りました。隣には女性が座り、特に気に留めることもなくスマホを眺めていました。その女性は座るなり、器用にも電車の揺れの中で化粧を始めました。私は「器用だなあ」と感心しながらも、自分のスマホに目を落としていました。電車内で化粧をする人は珍しいわけではありませんが、実際に見るとその器用さにちょっとした感心が湧いてしまいます。
予想外の強烈な香りが!
しばらくすると、その女性は化粧を終え、かばんから何かを取り出し始めました。化粧だけでも十分器用なのに、まだ何かするのだろうかと少し気になり、横目でちらりと見ると、それは複数の小瓶でした。
なんと、その女性は取り出した瓶を次々に自分にかけ始めたのです。すぐ隣にいる私はすぐにそれが香水だと気付きました。小型のボトルで直接私にかかることはありませんでしたが、香りは別です。1つでも十分香りますが、それを複数同時に使っているので、その香りはかなり強烈なものでした。
正直なところ、あまりの強い香りに私は少し気分が悪くなってしまいました。すぐに席を立ちたかったのですが、電車は朝の通勤時間帯。周りはすでに人でいっぱいで、逃げるに逃げられません。結局、目的の駅に着くまで、強い香りを我慢することになりました。
1日を左右する朝の体験
その日は電車を降りた後も、しばらく鼻の調子が良くなく、楽しみにしていたはずのランチの食事がおいしく感じられませんでした。朝のちょっとした出来事が1日をこんなにも左右するものかと、自分でも驚きました。
電車内はさまざまな人が利用する公共の場だからこそ、自分も含めて周りへのちょっとした気づかいが大切だと改めて感じました。
まとめ
この出来事があったおかげで、それ以来自分自身も身だしなみや香りに気を付けるようになりました。周囲に不快感を与えないよう配慮することで、自分も気持ちよく過ごせることに気付いたのです。日常のささいな体験が、思いがけず良い気付きを与えてくれました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐藤道子/30代女性・会社員
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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