腹痛が始まった2024年のクリスマス
1年で一番心も街もキラキラするような雰囲気の中、私の腹痛は始まりました。義実家へ早めに帰省することが決まっていたので、12月初旬から前倒しで大掃除や年越しの準備をしていました。そして気付けば、クリスマス。ケーキの用意もなく完全に心身ともに疲れ切っていました。
それと同時に、おなかが痛くなる頻度が増えて、トイレにこもることが増えました。何か悪い物を食べたかなと考えましたが、思い当たりません。症状は良くなるわけでも、悪くなるわけでもなく、そのままの状態で帰省。
車での移動だったので、突然腹痛に襲われてもトイレがあるところに立ち寄るまでにタイムラグがあり、腹痛との闘いは壮絶でした。帰省しても、まったく何も変わることなく、原因がわからないまま年を越しました。
我慢ができなくなり新年早々に病院へ
症状が続いたため、私は年始早々に病院を受診しました。医師からは、「胃腸炎の可能性もあるが、ストレスによる自律神経の乱れが原因かも。この時期、イベントが立て続けにあるから正月疲れもあるのでは」と言われました。その言葉に思い当たることが次々浮かび上がりました。例年とは違う年末の動きへのプレッシャー、普段から家族に厳しい夫が9連休という重圧など、目に見えない不安がすべて私のおなかにたまってしまったのではないかと思いました。
40代前半の私は、年齢による体の変化は感じつつも、まだまだ若いから大丈夫という根拠のない自信もありました。家族のために労力を注ぎ、休むことを忘れていた自分に気付いた私は、医師の助言を素直に家族に話し、休息をもらうことにしました。
思い切って「休む」という選択
医師の言葉は家族にも届いて、しっかり2日間何もしない日を設け、思い切って「休む」ことに専念。スマホを手放しデジタルデトックスをし、食事は自分のペースでゆっくり食べることを心掛けました。何もしない時間を意識的に作りました。睡眠不足だったので、ほぼ寝て過ごした時間。だんだんおなかが痛くなる頻度が減り、トイレへ通わなくなりました。薬を使わずにおなかの痛みが消えていくうれしさ。心も体も重い石を上から乗せられているような感覚だったのが、すっかり軽くなり、体がスッキリしていくようでした。
たった2日間休んだだけでしっかり回復した私は、休むことの大切さを実感しました。同時に、若いころの自分なら、無理なことは無理と割り切って休みたいときに休む選択ができていたと思いますが、40代になりいろいろと経験が増えたからこそ、周りのことを考え過ぎて自分のことがおろそかになってしまうことがあるのだなと感じました。
まとめ
年末年始の体調不良はストレスが原因で「休め」という警告でした。今回は痛い思いをしましたが、それによって、無理をせず、心身を休める大切さを学びました。これからは、自分を大切にすることをもっと意識して、健康を保ちながら家族を見守っていこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:徳 衿唯/40代。最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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