來実(主なよみ:くるみ)
「來」は「来」の旧字体で、「未来」「次に訪れるもの」という意味があります。「実」には「実る」「成果を結ぶ」という意味があるほか、「充実」「誠実」といったポジティブな熟語が多く、この名前には、「未来に素敵な実りをもたらす人になってほしい」「努力が実を結ぶ人生を歩んでほしい」といった願いが込められているようです。漢字の美しさと、音のかわいらしさが調和した名前です。
陽詩(主なよみ:ひなた)
「陽詩」は、太陽のような明るさと、感性豊かなイメージを合わせ持つ名前です。
「陽」はあたたかさや明るさを象徴し、「詩」は言葉や感情を豊かに表現する意味を持つ漢字。「ひなた」という響きは近年人気があり、「陽詩」と書くことでより個性と詩的な雰囲気が感じられます。
明るい笑顔とやさしい心で、周囲を照らす存在に育ってほしいという親御さんの思いが感じられます。
弥音(主なよみ:あまね)
「弥」は「いよいよ」「ますます」といった意味を持ち、名付けでは「永続」「繁栄」「広がり」のイメージで用いられることが多いようです。「音」は文字通り「音」や「響き」を表します。
「弥音」という組み合わせには、「音楽のように人の心に響く存在に」「心地よい調和を周囲に広げる人に」といった想いが伝わってきます。
望桜(主なよみ:みお)
「みお」と読む「望桜」。「望」は希望や願いを表し、「桜」は日本らしさや春の訪れを象徴する漢字です。
この名前には、「桜のように美しく咲き誇ってほしい」「希望を持って、人生を明るく歩んでほしい」という気持ちが込められていると考えられます。春生まれの女の子にぴったりの、季節感あるレアネームです。
美天(主なよみ:みそら)
「美」は見た目の美しさだけでなく、心の美しさも表しているようで、「天」は空・自然・大きな広がりを象徴する漢字です。
「みそら」という音もやさしく澄んだ印象があり、「のびやかに、美しく生きていってほしい」という願いが感じられます。美しい空のように自由なイメージを持つ、印象的な名前です。
紬姫(主なよみ:つむぎ)
「つむぎ」は人気のあるよみの一つ。「紬」は絹織物を表し、手間ひまかけて丁寧に紡がれることから「誠実さ」や「やさしさ」の象徴とされています。「姫」は「高貴な女性」「お姫様」を意味し、気品や可憐さをイメージします。
「ひとつひとつの出会いや経験を大切に、自分らしく歩んでほしい」「気品があり、心優しく、人を惹きつける魅力を持つ女性になってほしい」といった想いが感じられる、上品な名前です。
笑空(主なよみ:えあ)
「笑」は笑顔やほほえみを意味します。「空」は広がりや自由、希望を表し、名付けでは「広い心」「自由」「無限の可能性」を願う意味で用いられることが多い漢字。
「いつも笑顔で、どこまでも自由に、のびのびと育ってほしい」。そんな親御さんの願いが、名前に込められているようです。
▼「レアネーム」には、「來実」や「笑空」など、個性的でありながらも音の美しさや意味の深さを大切にした名前が多く見られました。親御さんの「特別な願い」や「自分らしさを大切にしてほしい」という想いが込められた、印象に残る名付けが多いのが特徴です。
これからお子さまのお名前を考えられる方は、世界に一つだけの響きや思いを込めたレアネームも、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
photo:@cocomisaki0809さん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年3月1日(土)〜2025年3月25日(火)
回答件数:3,937件(女の子)