教師である音無かれんは妊娠中。まだ妊娠初期で周囲にもあまり伝えておらず、トイレでこっそりと吐きつつ仕事を継続。体調がすぐれない中、教室へ戻ろうとすると「妊婦様!?何様なの!?」とぶつかってきた人物が。それは「産休・育休に手厚く、女性にやさしい職場をめざしている」と話していた、副学長だったのです。
かれんが感じた副学長の違和感…
妊娠報告では、かれんの言葉にかぶせるように「で、担任の業務は?」と聞く副学長。それに答えようとすると今度は「はぁ~」と大きなため息。副学長は「わかったわ」と笑顔を見せたものの、その笑顔には含みがあったようです。その後、先輩と一緒に副学長に会議資料を持っていった時には、必要以上に気を遣う副学長。しかし、かれんがお礼を言おうとすると「若い女のせいで変な噂をたてられたら困る」とつぶやきました。それを見ていた先輩は、荒々しい様子でかれんに「早く行くわよ」と告げて、副学長室を出たのでした。
外には「女性の働きやすさは職場の雰囲気で変わる」と言っていた副学長。妊娠に理解があるのかと思いきや、どうやらそうではなさそうです。ただ、その気持ちを表立ってぶつけるのではなく、目につくところでは必要以上にやさしそうに振舞って、ジワジワと本人に嫌がらせをするタイプの様子。
こういうタイプは、外面がいいので、とても面倒なんですよね。かれんさん、上手に攻撃を交わしてくれることを祈ります…!