応援上映で気付いた違和感
上映が始まる前、映画館の席に着くと、周囲には同じ作品を愛する人たちばかり。これから始まる映画への期待から、あちこちでちょっとした会話が弾み、ペンライトを準備する音が聞こえるのも、応援上映ならではのわくわく感でした。私も好きなシーンで声を出したり、キャラクターを応援したりしながら、思いきり感情を発散しようと意気込んでいました。
ところが、上映が始まってほどなく、隣に座った女性から強い体臭が漂っていることに気付きました。最初は少し気になる程度でしたが、映画が進むにつれてその女性がペンライトを振るたびに、そのにおいが私のほうまで流れてくるように感じられ、どうしても意識してしまうように……。
密閉空間でのにおいに…
応援上映では立ち上がることはないものの、手を大きく動かしたりペンライトを振ったりするため、空気の動きが普段より活発になります。密閉された映画館ということもあり、周囲に与える影響が大きいのだと改めて感じました。
本来なら、推しのキャラクターが登場するたびに歓声を上げ、仲間たちと一緒に盛り上がれるはずの特別な時間。しかし、スクリーンに集中しようとしても、どうしてもにおいのほうへ意識が向いてしまい、映画の内容が頭に入らなくなっていったのです。応援上映にはこれまで何度か参加してきましたが、このような経験は初めてでした。
気分が悪くなって退場
やがて気分まで悪くなってきて、私は途中で退場せざるを得ませんでした。せっかく楽しみにしていた応援上映を最後まで見られなかったことは、本当に残念でした。
映画館は大勢の人が長時間過ごす場所なので、体臭や香りの強いものにはある程度気を配らなければならないのだと、今回の出来事を通じて痛感しました。もしも汗を拭いたり制汗剤を使ったり、清潔な服を着るといった対策があれば、もう少し違った体験になったのかもしれません。
まとめ
映画を見る上での楽しみ方は人それぞれですし、個人の体質もあるため、対策を完全に徹底するのは難しい場合もあるでしょう。それでも、ファンが一体となって盛り上がる応援上映だからこそ、参加者同士が少し気を配るだけでも快適に楽しめるのではないかと感じました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山本千夏/30代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
関連記事:「においが無理で退職も…」職場に広がる異変。スタッフ全員で取った対策とは【体験談】
関連記事:「ヤバイ…」同僚のひと言で気付いた35歳の加齢臭。毎日の小さな習慣が導いた自信回復への道
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!