不貞は未遂に終わったけれど…?
初めてデートした日、私が「待ってる」と言うと、りょうは「わかってる」と笑いかけてくれました。
「日曜日、楽しかったね」
デートから数日後、以前より距離が縮まったりょうさんとめいさんは、学校の帰りに外で肩を寄せ合います。
すると、りょうさんのスマホにかほさんからメッセージが入りました。
『奥さんかな? どんな会話してるんだろ……。』
メッセージの内容が気になっためいさんは、画面をチラッと覗きます。
かほさんからのメッセージには「何時に帰りますか? もうすぐ生まれるんだから……」と綴られていました。
目を疑っためいさんは、「もうすぐ生まれるって何?」「奥さん妊娠してるの?」「離れて暮らすってただの里帰り?」と、質問攻めに。
そして、ずっと自分がだまされていたのだと理解し、りょうさんに平手打ちをして「最低!!」と叫ぶのでした。
りょうさんの嘘に気づき、素顔を知っためいさん。もちろん、まだ離婚してないとわかっていながら、デートをしてしまっためいさんにも責任があるでしょう。
たとえどんなに好きでも、パートナーのいる人とは一定の距離感を取ることが大切。相手がどんなに都合のいいことを言ってきたとしても、きちんと相手のことを見極め、必要以上に近づかないという判断が、結果的に自分自身を守ることにもつながるのかもしれませんね。
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