新たな職場での嫌がらせ
そこでは、2人1組でデータ入力をおこなうほか、雑用も担当することになっていました。先に勤務していたAさんとBさんは、私と同世代の女性。Aさんが退職するため、私がその業務を引き継ぎ、残るBさんと組んで働くという契約でした。
ところが、AさんとBさんは、示し合わせたようにそろって休むことがありました。さらにBさんは「彼氏とうまくいかない」という理由からか、私に「掃除くらいちゃんとやって!」と声を荒らげることもありました。
退職を決意すると……
入社して1カ月ほどで私の我慢は限界に達し、派遣会社に相談して、3カ月契約だったところを1カ月で辞めさせてもらうことにしたのです。
退職が決まると、AさんとBさんは急に「今までごめんね。3人で食事に行こうよ。旦那さんの写真も見たいな」と態度を変えてきました。正直、腹は立ちましたが、あまりに突然であきれたこともあり、言われるまま夫の写真を持って行きました。
独身の2人から質問攻めに
すると「どうやって知り合ったの?」「こんなすてきな人、まだ独身でいたの?」などと質問攻めに。私は「彼と結婚したいと思ったから、振り向いてもらえるようにいろいろ頑張ったんですよ」と答えましたが、あまりの勢いに少し戸惑いもありました。
家に帰って夫にこの話をすると、「まるで漫画みたいだね」と大笑い。もしAさんやBさんが本当に結婚を望んでいるのなら、もっと自分の時間を大切にすればいいのに……と、私は思いました。しかし、もしかするとうまくいかないことが多くてイライラしていただけかもしれません。
まとめ
いずれにしても、私は早めに辞められて本当によかったと感じています。あれから振り返ってみると、人間関係で苦しい思いをする前に対策をとれたのは大きかったと思います。結局は、自分が納得できる形で職場を離れることができ、ホッとしました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:美咲一花/60代女性・主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!
シニアカレンダー編集部
「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!