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運動会、娘のリレーがスタートした瞬間…「うそでしょ?」私たちの目の前で起きた異様な光景とは…

小学3年生になった娘の運動会。リレー種目は、家族みんなが心待ちにしていたハイライトの時間でした。けれど、始まって間もなく、私たちの目の前で想像を超える出来事が起きたのです――。

 

人数制限が解除されてはじめての運動会

娘が小学校に入学してから、参観日や運動会など保護者が集まるイベントでは、感染対策のために生徒1人につき保護者2人までという人数制限がありました。

 

しかし、この年から人数制限が解除されたので、今まで来られなかった祖父母たちも運動会を見ることができるようになったのです。わが家は夫と父が仕事だったため、私、息子、そして母の3人で運動会を見に行くことにしました。娘は大好きなおばあちゃんが来てくれてとてもうれしそうでした。

 

目を見張った異様な光景

いよいよ、3年生の競技の中で一番盛り上がるリレーの時間がきました。私たちの目の前には、娘と同じクラスの女の子の家族が最前列にズラッと並んでいました。その家族は、お父さん、お母さんと妹、そして祖父母と思われる人たちでした。驚いたのは、リレーが始まったときでした。

 

 

その家族は、リレーが始まると同時に立ち上がり、大きなうちわを振り回し始めたのです。私たちの視界はすっかりふさがれてしまいました。どうやらうちわには、娘さんの名前が入っているようです。キラキラとした装飾のついた、派手で大きな、まるでアイドルのコンサートに持って行くようなうちわです。私はこの光景に思わず目を見張りました。

 

さらに、娘さんが走るときには、勢いよくうちわを振り回しながら大声で声援を送っていて、その様子に、私たちを含め周囲の保護者は言葉を失ってしまいました。その後すぐにその家族はPTA役員の方に注意されて、謝りながらその場を離れていきました。おかげで私たちは娘が走る姿を無事に見ることができました。

 

 

この日見た光景には驚きましたし、もう少し周囲への配慮があってもよかったとは思います。けれども「家族で応援できる運動会が戻ってきた」といううれしさが、あの家族を突き動かしていたのかもしれません。私自身も、気持ちが高ぶる運動会だからこそ、周囲とのバランスを意識しながら、マナーを守ってわが子を応援していきたいとあらためて感じた1日でした

 

著者:堂本ちか/30代女性/2015年1月生まれの娘と2022年11月生まれの息子、年の差きょうだいのママです。お調子者の娘とおバカな息子のかわいさに癒されながら毎日育児奮闘中です!

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

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