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「今日は息子さんも一緒?」10歳年下の夫を息子に間違えられた!若作りに励んだ私の悲しき結末は

自分より10歳年下の夫と結婚を間近に控えていたころのことです。当時20代半ばだった夫と並んで歩くと、どうしても年の差が気になって、ついつい若作りに励んでいました。そんな中で起きた悲しい失敗談です。

 

私はお母さんじゃない!

夫と結婚する少し前に、職業訓練校に通っていた私は、手続きの関係などもあり、足しげくハローワークに通っていました。そんなある日のことです。

 

訓練カリキュラムも終盤を迎えており、就職活動と並行していたため、私はリクルートスーツを着ていました。偶然その日は夫の仕事が休みだったので、私服の夫を連れて一緒にハローワークへ向かいました。すると、顔なじみの職員さんから「今日は息子さんも一緒?」と言われてしまったのです。これにはとてもショックを受けました。

 

また同時期に、夫が職場で高熱を出して倒れた際に病院へ連れて行ったときには、夫を診察してくれた高齢の先生から「インフルエンザだから”お母さん”も安心して」と言われ、私まで熱が出そうな気持ちになりました。

 

大胆な若作りに挑戦

夫や友人からは「そうは見えないので、気にしないで」とフォローをもらえたものの、どうにも気が済みませんでした。意地になった私は、これまでよりもっと大胆な若作りに挑戦することにしました。そして、就職活動の末に幸いにも髪色自由の職場での就労が決まったこともあり、思い切って「今までしたことがないくらい明るい髪色」にすることを思いつきました。

 

当時は髪がかなり長かったので、「白あゆ」と呼ばれていた浜崎あゆみさんのアルバム「Loveppears」のジャケット風のイメージの髪型にしてみたくなり、ブリーチした直後の色合いのようなとても明るいヘアカラーを選びました。美容院の方もノリノリで施術してくださり、かなりイメージ通りの髪色にしていただきました。

 

 

つけられたあだ名にショック!

大胆なイメチェンであったものの、夫や友人・職場内での評判もよく、ウキウキとした気分で過ごしていたのもつかの間。程なくして、悲しい事件が起こってしまいました。

 

私は以前より夫の職場まで毎日送迎をしていたため、夫の職場の同僚たちとも仲が良く、その日も夫や夫の同僚たちとごはんを食べに行くことになりました。いろいろと世間話をしていたところ、その場にはいなかった夫よりさらに若い同僚が、髪色を変えた日から、私のことを「スーパーサイヤ人」というあだ名で呼んでいたらしい、という話を聞いたのです。

 

話してくれた子は、場を盛り上げる気持ちで話題を提供してくれたのだと思います。それでも、とても悲しい気持ちになってしまいました。その場にいた女子たちはフォローをしてくれたものの、正直、夫の職場へ送迎に行くのが嫌になってしまいました。

 

結局、伸びてきた髪の部分を染め直す時期になったころ、元の地毛の色に合わせて、暗い色へ戻しました。

 

まとめ

現在では夫もアラサー・私もアラフォーになり、夫婦の生活にも慣れたので、今ならお母さんに間違えられても笑って過ごせる自信があります。にもかかわらず、その後は一度も間違えられたことはありません。

 

また、いくら若作りをしても、さらに若い人はたくさんいるということに改めて気付かされました。これからは無理に若作りするよりも、年齢を重ねる事自体を楽しむくらいの心持ちで過ごしていけたらと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:磯辺みなほ/30代女性。ゲーマー。発達障害持ちの夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている

イラスト/もふたむ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

 

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