ある日出勤すると、何の連絡もなく、担当を外されていたかれん。放課後の会議で、理由を聞くと「妊婦なのに責任持てる?」と副学長。差別を感じたかれんは不公平だと反論するものの副学長は嫌味で返し、さらに「無駄な時間」とまで言う始末。先輩の言う嫌がらせの壮絶さを知り、状況を受け入れることにしたかれんでした。
担当を外されたかれん。しかし、実はそれ以外にも…
担当を外されて落ち込むかれん。そんなとき、ふと気づいたのは「最近、回覧が回ってきてない」ということ。確認すると、かれんは回覧不要になっていたのです。それに気づいた同僚にも「上からの指示。だけど言い返す君も悪い。しわ寄せくんの、こっちだからな」と言われてしまいました。大きなショックを受けたかれんは明日からの日々に悩むのでした。
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まさかの回覧板まで外されていたなんて…。これでは、職場全体から、のけ者にされているとしか思えません。それを裏付けるような同僚の言葉には、職場全体の総意のようにも受け取れます。妊娠したことでまだ職場に迷惑をかけたわけではないのに、この仕打ち…。ひどすぎます。仮にも子どもたちを教育する現場で、子どもたちの前に立つ人がすることとして、ありえませんね。