こんにちは! 離乳食インストラクターの中田馨です。1月7日に食べられる春の七草がゆを赤ちゃんの離乳食にも取り入れて、家族で食べて1年を元気にスタートさせましょう。
春の七草の種類と意味
春の七草。みなさんは七草の種類を全部言えますか? 子どもが小学校で先生に教えてもらって歌のようにずっと言っていたのを思い出します。
春の七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。1月7日の朝に七種類の野菜の入った七草がゆを食べると、一年を健康に過ごせるという願いが込められています。また、お正月のおせち料理で疲れた胃腸を休める意味合いもあるようです。
大人の作り方の基本
<材料>
米:1/2カップ
水:350ml
<作り方>
1.米を洗い、30~1時間水につけ強火で炊き始める
2.沸騰したらふたをずらして弱火にして40~50分炊く
3.七草はさっとゆがいて水気を絞り、細かく切る
4.出来上がったおかゆに七草を混ぜ入れふたを閉めて10分蒸す
だし汁で作って、しょう油や塩で味付けをしてもおいしいです!
離乳食に取り入れる方法
大人の作り方は7倍かゆで作っていますので、7~8カ月ごろ(離乳食中期)以降の赤ちゃんでしたら、そのまま同じ七草かゆを食べられますね。七草の湯がき加減が足りなければ、少し多めに湯がいてもOKです。5~6カ月ごろ(離乳食初期)の赤ちゃんは10倍かゆを作り、七草をしっかりと湯がいて裏ごししておかゆに混ぜましょう。
このような日本の古くからの習慣を、赤ちゃんにも伝えていくことも大切なことですね。