記事サムネイル画像

「もう女として見られない」立ち会い出産直後、夫の一言に絶句⇒そのあと衝撃の真実が判明して夫は…!

出産予定日を過ぎ、私たち夫婦は落ち着かない日々を過ごしていました。とくに夫は待ちきれない様子で、頻繁に職場から連絡をしてきます。

立ち会い出産にも乗り気なのですが、私はあまりおすすめできないと感じていました。緊迫した場面で気を失ったり、妻への気持ちに変化が生じたりするご主人もいると聞いていたからです。それでも「立ち会いたい」と言ってくるので、その熱意に押されて最終的に立ち会いを認めることにしました。

結局、夫は立ち会い中に顔面蒼白になって倒れてしまい、翌日まで寝込むことに……。

 

こんなときに頼りになるのが親友の存在。妊娠中から何かと気にかけてくれて、今日も作り置きのおかずを届けてくれるなど本当に助かっています。

 

出産後に夫が変化!?親友と比較され…

そろそろ産後1カ月。夫はまったく育児に参加していません。仕事が忙しいようで、平日は帰りが遅く、休日も上司との付き合いで出かけてしまうことが多く……、「一緒に育児を頑張ろう」と言っていたのがうそのようです。

 

さらに、夫の言葉がきつくなり、私への態度もどこか冷たくなったように感じます。初めての育児に悪戦苦闘する毎日で、自分にかける時間などまったくありません。パジャマのような格好で1日を過ごすことも珍しくなく……そんな私を非難する夫。「出産して女を捨てた」と言われたときには、深く傷つき、悲しくなり、そして怒りが込み上げてきました。そして、夫はなぜか私と親友を比べてきたのです。

 

産後も手伝いに来てくれる、やさしい親友。独身で妊娠や出産の経験はないものの、周囲への気遣いは行き届き、かわいらしい雰囲気です。それに比べて私は、ずぼらでがさつ、いつも慌ただしく動いています。同じ女性とは思えない、恥ずかしくないのか……そう夫に言われたとき、私はついにブチ切れてしまいました。

 

私がどんな思いで子育てをしているのか、夫はまったく気づいていません。夫が何もせず、ワンオペ育児が続いていることも私をますます追い詰めています。「夫婦は思いやりがなくなったら終わりだ。少しは俺のことも考えてくれ」と夫は言いますが、思いやりがたりないのは夫のほうではないでしょうか。

 

裏切り発覚後、夫からの信じられない提案とは

それからしばらくたったある日、友人から連絡があり、私の親友と夫が不倫していると知らされました。2人がとても親しげな様子で話していたそうで、その様子から見ても間違いないとのこと。夫を問い詰めると、あっさりと関係を認めたのです。なぜそうなったのか理由を尋ねると……。

 

「だって出産しただろ?」
「もう女として見られない」

だから言ったのに……。私への気持ちがなくなってしまったそうです。
「そんな、ひどいよ」
ショックを受ける私に、夫は追い打ちをかけるような提案をしてきました。
「家事と子育てだけやってくれればいいから」

 

 

夫は「一緒に暮らして金銭的な責任は果たすから、あとは自由にさせてほしい」と言いました。娘が生まれたばかりだというのに、これから家庭内別居をしようというのです。もちろん、私の親友との関係を続けながら……。

 

「いずれ別れることになっても構わない、でも今すぐは無理だ」夫はそう主張しました。義父母に、“孫のいる生活”をしばらく楽しませてあげたいのだと言います。そして、両家の両親にいい顔をしたい夫は、この話をしばらく黙っておくよう私に求めてきました。もし伝えた場合は、養育費は最低限しか払わないし、すぐに家から出ていってもらう――そう脅してきたのです。

 

私はあ然としました。どう考えても悪いのは夫なのに、なぜ私がこんなにも不利な立場に追い込まれなければならないのか。頭の中は混乱でいっぱいでした。ですが、いつまでも悩んでいるわけにはいきません。考えた末、結論を出して行動に移したのです。

 

あれほど親友に夢中だった夫が…なぜ?

いろいろ考えた末、私はありのままを義父母に伝えることにしました。だって、悪いのは私ではありませんから! 息子の愚行を知った義父母は激怒し、夫とは縁を切ることにしたそうです。そのことを知った夫は逆に激怒し、自ら貧困家庭になろうとする私をバカにしてきました。そもそも、それが前提になっていること自体、信じられません。

 

夫は、とんでもない理由で不倫に走るような男です。今後、不倫相手にお金をつぎ込み、生活費を削るようなことをするかもしれません。そんなリスクだらけの男とこの先ずっと一緒にいるなんて……それこそバカげています。金銭面についていえば、私は働く予定ですし、夫と親友には慰謝料を請求。夫には養育費もきちんと払ってもらいます。これらのことはすでに義父母とも相談済み。

 

そんな中、夫は突然「別れたくない」と言い出しました。あれほど親友に夢中だったのに、どうやら彼女が複数の男性と関係を持っていることを知ったようです。夫は私への愛を再確認したわけではなく、あくまで“比較した結果”として私を選ぼうとしているのです。挙げ句の果てに、「私が娘の世話ばかりしていたから寂しくて不倫した」などと言い出しました。自己中な言動が原因なのに、それを人のせいにするなんて――本当に終わっています。

 

離婚が成立した今、私と娘は両親に助けられながら元気に過ごしています。

 

◇ ◇ ◇

 

産後の大変なときに妻を支えず、不倫に走れば離婚されても仕方ないかもしれません。後悔先に立たず。自身の言動を省み、慰謝料と養育費はきちんと払ってほしいですね。

 

【取材時期:2025年3月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む