休日に娘と訪れた大型スーパーのキッズコーナーでは、他人がお金を払ったコイン式回転遊具の空いているほうに勝手に娘を乗せて揉めてしまったり、試食コーナーで何度も試食をしていた、たまみさん。
ママ友宅へ遊びに行くと、お菓子を食べあさり、手ぶらで来たのに残ったお菓子を持ち帰るなどの行動で、その場にいるママ友たちはドン引き。
別の日、保育園のお友だち・つむぎちゃんの洋服がお下がりのブランドものだと知ると、たまみさんは「ずるい」「譲ってほしい」と一方的に話を進め、つむぎちゃんママはしぶしぶ承諾。それを知った他のママ友たちは憤慨。「一度も渡さないほうがいい」とアドバイスします。
後日、たまみさんからの再度洋服をおねだりする連絡が届き、「あげられるもの、ひとつもないんだ」とハッキリ断ったつむぎちゃんママ。しかしたまみさんは「今着てるコートは絶対ちょうだいね!」とめげず、一歩も引く様子がありません。
たまみさんの本音
「無駄になるだけならもらいたい」と考えているだけなのに、周りのみんなに嫌悪感を抱かれることに納得がいかないたまみさん。
あまり家庭が裕福ではないたまみさんは、いじわるみたいなことをせず、少しくらい助けてくれてもいいじゃないと考えてるのです。
たまみさんは、助けてほしかったのですね。ただ、「もらう」ばかりの一方的な行動で感謝がなく「ずるい」という言葉で片付けてしまっていたたまみさんの姿は、厚かましく、がっついているように見えたため、ママ友たちから距離を置かれてしまったということには気づいていないよう。
たまみさん自身には悪気がなくても、伝え方やタイミング、相手との関係性によって、思いがけず誤解を招くことはあります。まず相手の気持ちや状況にも目を向けて、「どう伝えるか」「どう関わるか」を丁寧に考えることも必要だったのかもしれませんね。
神谷もちさんの連載は、ブログでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。