すれ違いはありつつも彼氏とは順調
マッチングで知り合った今の彼氏は3児のシングルファーザーで、しかも未就学児が2人いることもあり、デートもままならない日々。それでもできる限り電話したり、月に1~2回であっても2人きりで会える時間を作るようにお互い努力していました。思うように会えない日々に私がストレスをためることもありましたが、いつも愛情を伝えてくれる彼とはそれなりにうまくやっていたつもりでした。
ただ私の仕事が繁忙期を迎え、次第に彼の都合に合わせることも難しくなり、毎晩寝る前にしていた通話すらタイミングが合わず、10日以上話せないことも出てきました。そんな愚痴をこぼせる異性の仕事仲間が1人だけおり、その人には何でも話せる相手として公私ともに信頼していました。
何となく違和感に気が付き始める
私はその人のことを仕事仲間として尊敬していて、仕事の相談もたくさんしていました。プライベートの相談はその一部という認識でしたが、その人からやたら彼氏のことを聞いてくるのが気になり始めました。私はもちろんその仕事仲間のことを彼氏に話していて、彼氏からはヤキモチをやかれるくらいオープンにしていました。その仕事仲間は、私が彼氏には内緒でいろいろな相談をしていると思っていたようで、彼に話していると伝えるとかなり驚かれました。
それがきっかけで、「もしかしたら私はこの人に何か勘違いされている?」と違和感を覚え始めました。私はその仕事仲間にすてきな家族がいることも知っていたので、もちろんその人のことを恋愛対象として見てはいませんでした。しかし、もしかして向こうは違うのかも? との印象を拭えない言動が増えてきて、困ったなと思うようになりました。
言葉を選びつつ拒絶の意思を伝えると
仕事上よく遅くまで2人で残ることも増え、「もっと2人で過ごしたい」と言われることも多くなり、これはもうはっきり拒絶の意思を示さないとだめだと思い至った私。ただ、尊敬する仕事仲間でもあるので、言葉を選ぶ必要があります。悩んだ末に私が相手に伝えたのは、「このことを知ったら一番悲しむ人は誰だと思いますか」という言葉でした。
さすがに相手もその言葉の意味はわかったようで、そこから向こうからの接触はなくなりました。ほっとするとともに、私がここまで言わないとまだ口説き続けられていたのだろうし、私にもその気があると誤解させる言動があったのかもしれないと落ち込みました。今後たとえ相手が既婚者であっても、不必要にプライベートな相談をすることは控えようと気持ちを引き締めるきっかけになりました。
まとめ
仲の良い男性の友人にこの話をすると、「男なんて何も考えてないから、いいなって思った女性に脈があるかもと感じたら、後先考えずに口説いちゃう人もいるんだよね」と言われて、さらにショックを受けた私。既婚者だから大丈夫だと思っていた自分の甘さを反省しました。いくつになっても男性は単純な人が多いのかもしれません。なぜ男性の単純さに女性が合わせて、慎重に距離感を考えないといけないのかとやや理不尽に感じつつも、この点は心掛けていこうと改めて思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:ナカムラ アキノ/40代女性。40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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