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「うちはちゃんと貯金があるのか?」核心に迫られ焦る私→窮地に立たされゾッ…すると息子が! #見栄を張りすぎた話 27

「新興住宅地で見栄を張りすぎた話」第27話。専業主婦のハルミさんは、大手優良企業に勤務する夫と2歳の息子・コウキくんと3人暮らし。誰もが羨む「理想の家族」に優越感を感じるハルミさんでしたが、「あと必要なのはマイホームだなぁ……」と高級住宅地に念願の一軒家を購入したのですが……。

コウキくんと公園に向かう途中、「英語教室は頑張ってるのか?」と尋ねる夫。するとコウキくんは「……授業は楽しいよ」とポツリ。そして、最初はママも頑張って教えてくれていたけど、最近はあまり見てくれないと話すのでした。コウキくんの信じられない発言に「帰ったらパパと一緒にやろう!」と言い、夫は顔をしかめるのでした。

 

夕方、ハルミさんが半額のお惣菜を手に帰宅します。夫とコウキくんが外食したことに気づき「お金もったいないわね」と不満を爆発! この発言に「じゃあハルミは昼に何を食べたんだい?」と静かに聞く夫。続けて「君は俺とコウキの昼ごはんの内容に文句があるようだけど……君は今日は何を食べたんだ?」と責め立てます。いつもと違う夫の様子に慌てるハルミさん。そして夫は「最近見慣れないものが増えている気がするんだ」と言い、「この家に越してから買い物の量が増えている気がする」と核心を突くのでした。

 

「通帳を見せてくれないか?」迫る夫に私は……!

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

夫に問い詰められたハルミさんは「ママ友の付き合いで色々必要なのよ」と言い返します。すると夫は冷静に「ショッピングの間にコウキに動画を見せっぱなしにしているんだな」と言い放ちます。さらに英語教室の宿題も見ずにコウキくんを放っておいていることを指摘します。そして、ハルミさんが「お金がもったいない」と言い始めたことを不審に思っていると言い「うちはちゃんと貯金があるのか?」と問い詰めるのでした。

 

まさかの発言に怯むハルミさんに対し、夫は「通帳を見せてくれないか?」と迫ります。ハルミさんがしどろもどろと逃げ道を探していると、コウキくんが起きてきました。助かった! と思ったハルミさんはコウキくんの元へ。そして、夫の詰問から逃げるように「大丈夫だから。なにも心配ないから……だから信じて」と呟くのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

夫の「通帳を見せてくれないか?」という発言に焦るハルミさん。しかし、夫に打ち明けるチャンスを逃してしまいました。今こそ相談すべきタイミングだったのでは? と思わずにはいられません。自分で自分の首を絞めているハルミさん。このままでは、家族も自分もさらに苦しむだけです……。どうかハルミさんが勇気を振り絞り、真実を打ち明ける日が訪れることを願います。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター音坂ミミコ

    関西在住の2児の母。スキマ時間を使ってコソコソと漫画を描いています。 実話ベースのお話や創作マンガをブログ、Instagramで発信中。

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