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「こだわって建てたマイホームよ…?」家を売る決断を下す夫→無理…!私たち夫婦が出した答えは… #見栄を張りすぎた話 33

「新興住宅地で見栄を張りすぎた話」第33話。専業主婦のハルミさんは、大手優良企業に勤務する夫と2歳の息子・コウキくんと3人暮らし。誰もが羨む「理想の家族」に優越感を感じるハルミさんでしたが、「あと必要なのはマイホームだなぁ……」と高級住宅地に念願の一軒家を購入したのですが……。

ハルミさんの散財について、そして家計の見直しをする夫。すると「結局一番大きいのは固定費だ」と住宅ローンやマイカーローンが家計を圧迫していると話します。さらに、普段の買い物も普通より「少しいいもの」を選んでしまっていることがジワジワと家計を苦しめていると夫が言うのです。

 

夫の話を聞いたハルミさんはお金が無くなってきた理由に納得したものの、「じゃあどうしたらいいのよ」と夫の給料が下がること責め立てます。すると夫が「君は……自分が働くという選択はないのか?」と呟きます。夫の言葉に「今から働きにでるなんて!そんなの恥ずかしいじゃない!」と見栄をむき出しに取り乱すハルミさん。すると夫が「じゃぁこの家を売ろう」と提案するのでした。

 

家を売る……?夫婦が出した決断とは

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

新興住宅地で見栄を張りすぎた話/音坂ミミコ

 

夫の思いもよらぬ提案に顔面蒼白になるハルミさん。しかし夫は「君にとっては最高の環境じゃないよ」「見栄っ張りな君にはね」と言い放ちます。ハルミさんの見栄っ張りな性格を理解した上で「新しい土地でやり直して、そして君も変わるんだ」とハルミさんの目を見ながら伝えます。その言葉にハルミさんは涙を浮かべ「ありがとうコタロウ」と呟くのでした。

 

 

その後、自分を変えるためにエステを途中解約しバッグを手放したハルミさん。家も売り引っ越しの準備が着々と進む中、ご近所のセレブママたちにも正直に事情を話し別れを告げるハルミさん。ご近所のセレブママたちは「寂しくなるわね……」とひと言だけ告げるのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

自宅を売り、高級住宅街から離れることを決意したハルミさん夫婦。夫のハルミさんと家族を守りたいという気持ちが伝わったのでしょう。そして、今までなら見栄っ張りな気持ちが邪魔をして、ママ友たちに引っ越しの理由を正直に話すことはなかったでしょう。少しずつ変わっていくハルミさんの姿にホッとしました。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター音坂ミミコ

    関西在住の2児の母。スキマ時間を使ってコソコソと漫画を描いています。 実話ベースのお話や創作マンガをブログ、Instagramで発信中。

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