友人の失礼な発言を聞いた娘さんが…
私が29歳のとき、15歳年上の夫と結婚しました。結婚してすぐに妊娠していることがわかり、夫が45歳のとき無事に女の子を出産。しかし夫と娘が近所を散歩していると「かわいいお孫さんね」「若いじいじでよかったね」と言われることも。最初のころは祖父だと間違えられ落ち込んでいた夫でしたが、次第に「知らない人から何を言われても気にならなくなってきた。俺にとってはかけがえのない娘だから」と堂々と外を出歩くようになりました。
やがて娘が1歳になった年のある日、家族3人で家から車で30分の大型スーパーへ。楽しく買い物をしていると後ろから「ねえ、久しぶり!」と声が。振り返ると、私の高校時代の同級生Aでした。「子どもかわいいね! じいじにいっぱい買ってもらいな〜?」と話しかけてくるA。夫はいつものことだと愛想笑いをしていましたが、私は「私の夫なんだ! 年の差婚なの」と明るく言いました。
するとAは、びっくりしながらもすぐにニヤッとして「えー! じいじじゃないんだ。でもあなたも老け顔だからお似合いだね」と耳を疑うひと言。ありえない言葉に私が固まっていると、そばにいた5歳くらいのAの娘ちゃんが「ママきれいでしょ? お金いっぱいかかってるんだって~」とサラッと言いました。「何言ってるの! 黙って!」と真っ赤になりながら動揺するA。Aの娘ちゃんは、「きれいになるにはお金がいるんだよっていつもママ言ってんじゃん」とおしゃべりがとまりません。Aは「急いでるからまた今度ね」と言い残すとそそくさと立ち去っていきました。
久しぶりに会ったにも関わらず「老け顔だからお似合い」とまで言われ本当にあ然としました。その言葉で私も夫もショックを受けたのは言うまでもありません。今回は娘ちゃんのおかげですぐ話を終えることができましたが、今後また誰かに同じようなことを言われたときは、はっきりと言い返せるようになりたいと思いました。そして、私もAのように知らず知らずのうちに人を傷つけないよう、思慮深く行動すべきだなと考えさせられた出来事でした。
著者:酒井あいり /30代・ライター。15歳年上の夫と結婚し、1歳の娘と毎日楽しい日々を送っている。趣味はお菓子作り。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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