妊娠25週と1日、下半身に違和感? 確認すると……!?
すると「あれ、なんか風船みたいなのでてる?」と見たことのないものが浮いていました。後に卵膜だと知りましたが、そのときは卵膜だと知らない私はパニックになり「やばい!なんかでてる!やばい!」と叫びながら夫を呼びました。次の瞬間「パンッ」と、膜が弾け便器一面に広がる血。さらにパニックになる私。「パンってなった! やばい! 血が出てる! やばい! どうしよう! 赤ちゃん!!!」必死に叫ぶ中、夫は焦りながらも私に「大丈夫、大丈夫だからね。」と声をかけつつ救急車を呼んでくれました。
3つ程病院に断られた後、県でいちばん大きな大学病院で受け入れてもらい、次の日には帝王切開で出産をしました。出生体重が870gと小さく産まれましたがNICUで一生懸命生きてどんどん成長してくれています。
里帰り出産の予定だったので近隣の病院では出産の予約などもしていなかったため、受け入れが遅くなってしまいました。何かあったときに近場で頼れる病院を調べておくことが大事だと思いました。
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前期破水とは、分娩が始まる前に羊水が子宮外に流れ出ることで、特に37週未満では早期前期破水と呼ばれます。感染や早産のリスクが高まるため、必ず入院管理となります。妊娠中は何が起こるか分からないもの。突然の出来事で慌てることがないよう、妊娠初期からかかりつけ医と相談し、必要な準備を進めておくことが大切です。また、今回のママも感じたように、里帰り出産の予定であっても自宅近隣の分娩施設を調べておくとよいですね。
小さな命がこの世に生まれることは本当に奇跡的なことだと改めて感じさせられました。無事に生まれてきてくれて本当に良かったです。
著者:山田華子/20代女性・会社員/生後3カ月の息子がNICUに入院中の一児の母
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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