居酒屋メニューをおうちで楽しもう
料理人・笠原将弘さんのYouTube『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』。
動画内で「親戚からきゅうりが1万本送られてきた」と、きゅうりを使った料理を次々に紹介していました(すごい本数……!)。
そのなかで気になった「たたききゅうり」にチャレンジすることに。
居酒屋でもお馴染みのメニューですよね。お腹いっぱいでも、たたききゅうりをつまみにすれば、まだまだお酒が呑める。飲み会後半の強い味方だと思っています。
今までで一番おいしい「たたききゅうり」を作ってみたい!
おうち居酒屋を定期的に開催する我が家でも、過去にオリジナルでたたききゅうりを作ったことがありますが、悪くはないけれど、すごく美味しいわけでもない。
お店で出てくるのとは「なんか違う」感が否めませんでした。
このレシピで笠原さん流のたたききゅうりをマスターして、完璧な一品を作ってみようじゃありませんか!
笠原将弘さん「たたききゅうり」のレシピ
材料(きゅうり2本分)
・きゅうり…2本
【A】
・ごま油…大さじ1
・醤油…大さじ1
・酢…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・おろしニンニク…小さじ1(お好みで。生姜でもOK)
・白ごま…小さじ2
・一味唐辛子…少々
作り方①塩もみする
きゅうりは塩(分量外)で塩もみをしたあと、さっと洗って両端を切り落とします。
作り方②きゅうりを叩き、食べやすい大きさに切る
包丁の腹で叩きます。ヒビが入ることによって、味がしみ込みやすくなるそう。
ヴォリッバキッ!とクセになる音が響き、ストレス発散にもなる作業です(笑)。最初はうまく割れず苦戦しましたが、体重をかけるときれいに割れましたよ。
その後、包丁で約5cmの長さに切りましょう。
作り方③味付けする
②のきゅうりをボウルに入れ【A】を加えたら、調味料が全体に行きわたるよう和えましょう。
食べる直前まで冷蔵庫でキンキンに冷やすと美味しいそうですよ。
【実食】パリッボリッ!ビールにぴったりのやみつき味
笠原さん曰く、和え物は中央が高くなるようにこんもり盛り付けるとカッコイイとのこと。頑張って積み上げたので、お店のような盛り付けに見えることを願います。
ひと口食べると、パリッボリッ!そうそう、これこれと言いたくなるような食感の良さがあります。
ザクザクとした割れ目に調味料がしっかりしみ込んでいます。
おろしニンニクのパンチが効いていて、おつまみにぴったりの味わい。
「これは冷えたビールを開けるしかないでしょ!」と、夫と2人で乾杯しました。
そして、今回のレシピで新鮮だったのが砂糖の存在。
塩は入れても砂糖を入れるイメージがなかったのでドキドキしましたが、ほんのりやさしい甘みが加わって、味に奥行きが出ています。
これは、目からウロコの発見です。全体をまろやかにまとめてくれる名脇役でした。
酢の酸味は控えめで、ほどよくさっぱり。間違いなく食感、味ともに自己ベストのたたききゅうりです!
お酒だけでなくご飯のお供にもなるし、一味唐辛子の量を調整すれば子どもも食べられる味付けですよ。
自己流!中華風アレンジ
メインの料理によって、少し味付けを変えるのも良さそう!と思い、花椒とラー油を加えたら、一気に中華風になりました。
ピリッと舌にしびれる花椒の刺激に、ラー油の香ばしさが絡みます。
さっぱり系だったオリジナルにガツンとしたパンチが加わって、よりお酒が進む味わいになりました。
絶対また作る!
居酒屋で食べるあの味をおうちで手軽に再現できる感動レシピでした。シンプルだからこそ、ちょっとした調味料のバランスで、ぐっと美味しくなるんですね。
これからの暑い季節のおうち居酒屋の定番に決定!みなさんも、ぜひ作ってみてくださいね。もちろん冷えたビールも用意して。
笠原将弘さんのレシピはまだまだたくさん!
今回紹介した「たたききゅうり」以外にも、料理人・笠原将弘さんのYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』には食欲そそられるレシピがたくさん紹介されています。
ぜひのぞいてみてくださいね。